No.1
〔回答日〕

 4月2日

〔内容〕

 新型コロナウイルス感染症対策のため、むいから古民家園への入園の際に、氏名・住所・電話番号といった個人情報等の記入が毎回必須になったことについて、疑問を感じています。市役所や公民館へ入る際には不要なことが、なぜ古民家園の場合は必要なのでしょうか。個人情報の記入よりもむしろ、検温を導入した方が新型コロナウイルス感染症対策には有効だと考えます。実際、保健所でも追跡調査は費用対効果が低いため縮小したことを報道で知りました。
 それでも古民家園での個人情報の必須記入を継続するというのであれば、どれだけの効果があったのかを検証し、それを示してください。検証の結果、不要であるということになればぜひ廃止し、むしろ入園者の検温を行っていただきたいと思います。
 また、公園の近くなどにおいて、子どもたちが怖がるような大音量で「緊急事態宣言が発令されているため外出を控えるように」という旨の放送をしている一方で、外出しなければできないようなイベントを市で開催していることも疑問です。市の新型コロナウイルス感染症対策本部で、真に有効な施策を峻別した上で実行していただきたいです。

〔回答〕

 このたびは、狛江市立古民家園における新型コロナウイルス感染拡大防止策についてご意見をいただき、ありがとうございます。
 狛江市立古民家園では、昨年6月からの再開にあたり、不特定の多くの方々が入園される施設であることから、入園時に検温の上、連絡先および体調チェックのご記入をお願いしてきました。古民家園では、古民家を見学される方々のほかに、小さなお子様をお連れの家族連れで入園される方々やグループで入園される方々が多いこともあり、万が一陽性であることが確認された方が入園された可能性が明らかになった時に、同じ時期に入園された皆様方へご連絡がとれるよう、お名前等の記入をお願いしていました。
 しかし、緊急事態宣言が解除されたこともあり、3月23日からお名前等の記入をしていただく対応は行っていません。
 狛江市としては、引き続き入園時の手指の消毒・マスクの着用をお願いするとともに、感染リスクが高いとされている飲食は禁止とし、感染防止策を講じながら施設を運営していきます。
 なお、緊急事態宣言下においても、公共施設については、可能な限り市民の皆様にご利用いただけるように、新型コロナウイルス感染症対策本部で審議し、感染症対策を徹底した上で、夜間等の利用を禁止する措置を決定しました。今後も、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、真に有効な施策を対策本部で審議し対応していきます。
 ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

〔担当〕

 新型コロナウイルス感染症対策本部
 社会教育課 文化財担当

No.2
〔回答日〕

 4月7日

〔内容〕

 こまえ桜まつりスタンプラリー、とても楽しかったです。高齢の父も楽しめました。ありがとうございます。
 仕事をしているため、平日には回れず、20日(土曜日)から回りました。しかし、西河原公民館が休館日となっていて、パンフレットには第1・第3火曜日が休館となっていたので、なぜお休みなのか分からず、後に問い合わをして祝日でお休みだったと分かりましたが、たくさんの人も訪れていたので、20日は祝日で休館とパンフレットに書いてあれば良かったかと思いました。
 スタンプを押しての応募と、二次元コード読み取りでの応募がありましたが、二次元コードを読み取ってスタンプをもらった後は、その画面が携帯電話の画面に残らないので、どうやったら応募フォームにたどり着けるのか分からず、問い合わせたところ、履歴で検索するようにと言われたのですが、検索サイトから入ったわけではなく、ダウンロード不要のラリーというアプリでの応募なので、履歴にも出てこなくなり、最終的に既にスタンプを押した近くの地域センターまで再度行き、二次元コードを読み込み、サイト内での応募フォームもその画面には無く、今回のプレゼント紹介に入って、やっと応募フォームが見つかりました。
 応募フォームにすぐにたどり着ける二次元コードがパンフレットにあれば、もっと簡単に操作できたかと思います。
 とても楽しかったので、来年も企画をよろしくお願いいたします。

〔回答〕

 このたびは、こまえ桜まつりスタンプラリーにご参加いただき、ありがとうございました。3月20日に西河原公民館が祝日で休館日であったのにもかかわらず、リーフレットに祝日が閉館日の記載がなく、大変ご迷惑をお掛けしました。次回以降、実施の際にはリーフレット等への記載の漏れがないよう注意していきます。
 また、二次元コードを読み込んでスタンプを集める方法についても、分かりにくいところがあり申し訳なく思います。〇〇様をはじめ参加された方のご意見を参考に、次回以降の開催をより良いものにしていきたいと考えています。

〔担当〕

 地域活性課 地域振興係

No.3
〔回答日〕

 4月7日

〔内容〕

 新型コロナワクチン接種会場についてお伺いします。
 上和泉地域センターと岩戸児童センターの2カ所が会場ということですが、なぜ市民センターや防災センター、西河原公民館、あいとぴあセンター、市民総合体育館などではないのでしょうか。決定の理由をお伺いしたいです。
 岩戸児童センターが使えないとなると、児童の貴重な遊びの場が奪われることになります。15歳以下はワクチンを接種できません。なぜ子どもたちだけに犠牲を強いるのでしょうか。見解をお伺いしたいです。

〔回答〕

 新型コロナワクチンの集団接種会場の決定方法について、ご説明します。
 まず、集団接種会場の選定に当たっては、1日に多くの方に接種していただくこと、狛江市のどこに住んでいても、徒歩や公共交通機関で会場に行けることを重視し、(1)大きな会場であること、(2)地域バランスに加え、(3)長期間会場の確保が可能の3つの観点から、会場を検討しました。
 (1)の観点から、体育館規模の施設が望ましいという結論に至りましたが、ご指摘の通り、子どもたちの貴重な運動の機会の妨げにならないようにすべきと考え、小・中学校の体育館は対象から外しました。
 そのため、この時点で市の施設で対象となるのが、西和泉体育館、市民総合体育館、上和泉地域センター体育館、岩戸児童センター遊戯室となりました。
 西和泉体育館については、市域の端にあり、公共交通機関でも行きづらいという観点から、また、市民総合体育館については、一度2階まで階段で上がり、そこからまた1階へ下がるという構造になっているなど、高齢の方への負担が大きいという観点から、集団接種会場には適していないという結論に至り、(2)の観点である南北の地域バランスを考慮のうえ、上和泉地域センター体育館、岩戸児童センター遊戯室の2カ所を集団接種会場と決定しました。
 なお、この2施設は、(3)の観点からも、会場として適していると判断しました。
 また、岩戸児童センターについては、子どもたちへの影響が最小限となるよう、接種会場としての利用を金曜日(夜間)・土曜日・日曜日の3日間のみとしているため、月曜日~木曜日の4日間および金曜日の午後4時までは、これまで通り子どもたちが使用できるようにする予定です。
 上和泉地域センター、岩戸児童センターを利用する皆様には、大変ご迷惑をお掛けしますが、国を挙げた予防接種事業であることから、ご理解・ご協力をいただければと思います。

〔担当〕

 新型コロナ予防接種室 新型コロナ予防接種担当

No.4
〔回答日〕

 4月7日

〔内容〕

 自宅近隣にある空き家を即刻取り壊してください。昨年9月1日に市長から所有者に対して措置命令が出ていますが、期限の2月26日を過ぎても何の措置も講じられていません。危険が差し迫っているための措置命令のはずですが、市の担当者によれば取り壊しを決めるまで1年以上かかるとのことでした。昨年9月から何をしていたのでしょうか。よろしくお願いします。

〔回答〕

 当該家屋の所有者に対しては、空家等対策の推進に関する特別措置法(以下、「法」という)および狛江市空家等の適切な管理及び利活用の条例(以下、「条例」という)に基づき、令和2年8月26日付けで、令和3年2月26日を期限とする必要な措置の命令書を発しています。この間、またそれ以前にも、書面だけでなく所有者の現在の自宅を直接訪問し指導をしてきました。樹木繁茂の対応や敷地内のごみの処分等を求めると、訪問の度に実施する旨の返答があるものの、実際には対応が行われず市としても苦慮してるところです。
 取り壊し(行政代執行)を含む空家等に対する措置等は、法および条例に規定されており、また、専門家等で構成される狛江市空家等対策推進協議会において、適時の審議を経て、措置等を行うこととなっています。当該空家等に関する次の措置等については、氏名等の公表になり、現在手続きを開始したところです。
 今後も順次、法および条例に基づいた手続きを進めるほか、所有者宅への訪問や直接の働きかけを行っていきます。近隣にお住まいの〇〇様のご苦労・ご心配はお察ししますが、ご理解のほど、よろしくお願いします。

〔担当〕

まちづくり推進課 住宅担当

No.5
〔回答日〕

 4月7日

〔内容〕

 この間、多摩川で釣りをしました。その時、川の様子を見てみると、ペットボトルのキャップが浮いていたり、ごみが捨ててあったりしました。もう少し多摩川をきれいにしてもらいたいです。
 また、外来種の魚も見たりしました。外来種は在来種の魚を食べてしまいます。在来種を残すために、「勝手に川に魚や生き物を放したりしない」というポスターを作ってみてはいかがでしょうか。よろしくお願いします。

〔回答〕

 日頃から多摩川の環境や生き物の保全に興味を持っていただき、ありがとうございます。
 まず多摩川のごみについてですが、国土交通省京浜河川事務所がまとめた「多摩川ゴミマップ」によると、平成31年4月から令和2年3月の1年間に、日野市から狛江市までの約15kmの範囲で確認されたごみ投棄の件数は676件となっています。捨てられたごみの中には、ペットボトルや雑誌といった比較的小さなものだけでなく、ベッドやオートバイといった大きなものもありました。こうしたごみがあると、例えばごみから出た汚い水が巡り巡って私たちの飲み水になってしまったり、川や周辺に生息する生き物に影響を与えることになってしまいます。
 そのため、市民の皆さんに「自分が出したごみは必ず持って帰る」という気持ちを持っていただけるよう、様々な機会で呼び掛けていきたいと考えています。また、市民の皆さんと一緒に狛江市域の多摩川をきれいにする「多摩川統一清掃」という行事を1年に1回開催していますので、家族の方と一緒に参加してみてください。
 次に外来種の問題ですが、近年多摩川でペットや観賞用の外来種や、特定外来生物であるコクチバスが発見されており、狛江市としても、もともといる生き物に与える影響を心配しています。外来種の生息は、人が野外に放したり逃げ出したりして野生化した生き物が原因の一つとなっていることから、まずそのような行為を行わないよう理解してもらうことが大切です。ポスターを作成するという今回いただいたアイデアも参考にして、周知の方法を検討していきます。

〔担当〕

環境政策課 水と緑の係

No.6
〔回答日〕

 4月8日

〔内容〕

 新型コロナウイルス感染症の関係で緑野小KoKoAのお部屋がありません。校庭か雨の日は体育館で遊んでいます。体育館も行事があると使えません。他の小学校は校舎内にKoKoAのお部屋があります。
 雨の日に使える部屋もなく、晴れていてもお部屋で宿題や勉強をしたい子どももいます。学校内もしくはどこかの場所を借りることができないのでしょうか。学校は放課後になれば空いてる部屋があると思います。検討していただきたいです。子どもたちを優先に考えてください。働いていない保護者の子どもにも安心な居場所を作ってください。働いているお母さんたちばかり優先で、学童や放課後に入れない子どもたち、お母さんがいない時どこかでお勉強したり遊んだりできる場所がありません。
 緑野小学校の施設をお借りできないのですか。お母さんが働いていなくても子育てはどちらも同じだと思います。全体の子どもたちのことを考えてください。もう少しKoKoAの子どもたちのことを考えてほしいです。

〔回答〕

 KoKoAについては、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が発出されたことに伴い一時中止し、令和2年6月ごろから縮小しながら順次再開しています。
 緑野小KoKoAについては、従前放課後クラブと同じ部屋を使用していたため、感染症対策として校庭および体育館を使用することとしています。学校の校舎については、放課後に校庭が使用できるようになるまで一時的に使用するなど、学校運営に支障が無い範囲で使用していますが、あくまで学校施設ですので、KoKoA専用として使用することは困難な状況です。KoKoAの運営方法については、新型コロナウイルス感染症の状況も注視しつつ、引き続き検討していきます。
 なお、同じ緑野小学校の学区内には、北部児童館(こまっこ児童館)があり、勉強や運動もできますので併せてご利用ください。

〔担当〕

児童育成課 放課後対策推進担当

No.7
〔回答日〕

 4月15日

〔内容〕

 私は、現在の新型コロナウイルス感染症による影響下で、不要不急の財政支出は行うべきでなく、当面は財政支出を伴わない市民との意見交換会や現状の問題点等の対話や確認作業に終始すべきであろうと考えてます。以下に主な理由を列挙します。
 (1)現状のコロナ禍では、市の今後の歳入に不透明感が強い。
 ・商店や企業所得の減収により法人税収入は漸減する可能性が高く、これに伴って、個人の所得についても先行きの不透明感が極めて強い。
 ・狛江市の財政収入は、今後漸減する可能性が高い。
 (2)狛江市の財政状況はお世辞にも豊かであるとは言い難い。
 ・市債残高は、近隣諸都市や同規模の都市と比較して、決して少ないとは言えない現状であり、加えて近年の市債返済・償還の額は大きく減少しつつある。
 ・狛江市の財政状況は、近年悪化しつつある。
 (3)現在ますますまん延する新型コロナウイルス感染症に対して、今後新たな財政支援策が強く求められる可能性が高い。
 ・民間事業者や社会的弱者に対する行政支援や公衆衛生上の支援等、今後ますますの行政支援・財政支出が求められる可能性が高い。こういう状況下で近隣諸都市や同規模の都市と比較して、劣後した支援策を行うことは絶対的に避けるべきである。住民の市外流出につながりかねない。
 ・狛江市は、昨年8月に「狛江わくわく商品券(プレミアム付商品券)」を実施し、1万2,270人の応募があり4,682人の当選者に対し5,700万円(1冊1,500円支援×3万8,000冊)の財政支援を行ったが、いまだ7,588人の落選者に対する新たな施策を見せていない。行政の最低限の使命である「公平・平等」な市民サービスの提供という認識が欠如していると言わざるを得ない。
 1人3冊までとしていたら、全員がそのサービスを享受できていたはずであり、1人10冊としたことは、大きな失政である。
 (4)コンパクトな町に図書館を分散せる合理性が理解できない。
 ・大規模で広範囲な行政区域を持つ自治体であれば分散は合理的・効果的であるが、コンパクトな狛江市の場合は一点集中することの利点が大きいのは自明の理である。
 ・わざわざ分割・分散させる事由が市民全体に共感されていない。
 (5)狛江市が図書館に投資するアイテムは、ハードではなく、ソフトの蔵書数である。
 ・蔵書数は、近隣都市や同規模の都市と比較して、圧倒的に少ない現実がある。
 ・したがって、順番待ちの多くの市民の問題が解消されずに今日に至っている。
 このような状況下で、図書館に関する分散投資を行うことは、後世の市民を含む市民に対する冒とくであり「借金の先送り」であり、後日「民意に反した愚行・愚策」との批判を受けるだけでなく、不要不急の財政支出を意思決定した市会議員や市長に対する「損害賠償請求」行為が行われる可能性を危惧しています

〔回答〕

 中央図書館が入っている市民センターについては、当初は平成27年度に改修工事を予定していましたが、充実を求めるご意見があり計画を一時凍結し、昭和52年の開館以来、根本的な改修を行っていないことから老朽化が激しくなっています。既に当初の予定から6年が過ぎ、利用者の利便性の向上や施設の維持管理の面からも早急に対応する必要があります。市はこれまでの経過を踏まえ、市民の会の提案の他、広く市民の皆様のご意見も参考にするとともに、市の財政状況および今後の財政見通しの他、人生100年時代を見据えて、市民センターだけではなく、市全体の施設利用の観点を踏まえ、市民センター改修および新図書館整備をすることとしました。
 新型コロナウイルス感染症対策については、これまで市民および事業者の皆様に対して、国や東京都と連携しながら、各種支援策を講じてきたところです。しかしながら、2度目の緊急事態宣言解除後も感染拡大の収束には至らず、今後においても、適時必要な対応を行っていきます。また、このようなコロナ禍においても、災害対策や子育て支援の充実など市の施策を停滞させることがないよう、中長期的な視点での財政負担を考慮しながら行政運営を進めていきます。
 新図書館の整備に向けては、市全体の図書サービスの在り方も含め、広くご意見を伺いながら、ワークショップ等の市民参加により基本構想を検討していくこととしています。市としても、より良い施設になるよう、また、多くの方に利用される施設になるよう基本構想を取りまとめていきたいと考えていますので、ご理解、ご協力をお願いします。

〔担当〕

政策室 企画調整担当

No.8
〔回答日〕

 4月21日

〔内容〕

 市民農園を借りる際に、使用料の納付通知書を郵送いただきましたが、銀行と農協のみでの取り扱いとなっています。指定金融機関では土・日曜日の取り扱いがありません。コンビニエンスストア、ウェブ振り込みでの対応を検討お願いします。

〔回答〕

 狛江市の市民農園をご利用いただきありがとうございます。市民農園の管理料を納付する際に、指定金融機関では土・日曜日での取り扱いが無いことで、ご不便をお掛けしています。
 頂いたご意見を受け、キャッシュレスや口座振替など市民農園利用者の皆様が管理料を納入しやすい方法を検討し、導入していきたいと考えています。
 導入までの間、ご不便、ご面倒をお掛けしますが、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。

〔担当〕

地域活性課 地域振興係

No.9
〔回答日〕

 4月14日

〔内容〕

 狛江市では昨年より小学校2年生まで医療費の所得制限が撤廃されました。しかし、これではまだまだ不十分であり、子どもに関する手当てで差をつけるのは、少子化の時代にそぐわないのではないでしょうか。たくさん税金を納めて市に貢献している人々をないがしろにする、所得制限という制度に対し、非常に腹立たしく思っております。子どもに関する手当ては公平にしていただきたいです。
 財源がないというならば、一律1回500円程度を徴収するのはいかがでしょうか。そうすれば、医者にかかる必要のない軽い症状や、コンビニ受診される方も減ると思います。ぜひご検討をお願いいたします。

〔回答〕

 現在、狛江市を含めた都内の市区町村では、就学前のお子さまおよび小・中学生の医療費の助成は、東京都の制度に基づき実施しており、ご意見をいただいた所得制限や、就学児が医療機関を受診したときに発生する自己負担についても、東京都が決定しているものです。
 狛江市としても、子どもの医療については、世帯の所得の多寡にかかわらずすべての子どもに等しくその機会を確保するべきという観点から、他の自治体と共同して東京都に所得制限の撤廃を繰り返し働きかけているところですが、これまでのところ実現に至っていません。
 そのため、現在0歳から小学校2年生までのお子さまにかかる医療費のうち、所得制限を超えた世帯のお子さまの医療費については、市の財源から助成を行っているところですが、実施にあたっては多額の財政負担を必要とするため、現段階でこれより上の学年に対象を広げていくのは難しいところです。
 また、医療を受けた際の自己負担についても、仮に自己負担の金額を引き上げたときに、本来、医療を受けるべき子どもが医療を受けさせてもらえなくなるようなことは絶対に避けなければならず、その点において、私としては財政負担とは別の次元の話として、極めて慎重に考える必要があるものと思っています。
 〇〇様のおっしゃる通り、今後、ますます少子化が進む中で、また、限られた財源の中でさまざまな課題に対応していかなければならない時代になってきていますが、引き続き、子育て世帯の皆さまが安心して子育てができる環境の整備に向けて、貴重なご意見として市政の参考にさせていただくとともに、都に対しては、今後も所得制限の撤廃を求めていきます。

〔担当〕

子ども政策課 手当助成係

No.10
〔回答日〕

 4月19日

〔内容〕

 松原児童遊園の美化に関わらせていただいておりますが、草花の水やりや、砂場で遊ぶ子どもたちのために、水道の設置をお願いしたいです。
 検討のほど、よろしくお願いいたします。

〔回答〕

 松原児童遊園に水道が設置されていないことでご不便をお掛けしており、申し訳なく思います。
 現在、市内には83カ所の公園等があり、その5割以上が設置から30年以上経過しています。このため、老朽化している遊具や設備が多く、緊急度が高い順に修繕等を行い、市民の皆様に安全に公園等を利用していただけるよう努めているところです。
 このような中、令和2年3月に策定した「狛江市緑の基本計画」では、市民の皆様のご要望に応えるべく身近な公園の機能再編を施策に掲げ、利用者が目的に応じて公園を選べるよう検討を進めるとしています。これに合わせて、水道などの設備についても検討していきます。今後とも、安全で魅力ある公園づくりに取り組んでいきますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。

〔担当〕

環境政策課 水と緑の係

No.11
〔回答日〕

 4月21日

〔内容〕

 私は聴覚に障がいがあり、手話講師でもあります。市役所受付での手話通訳者の対応に大変助かっています。
 ところが、マスクで口元が見えないと、読み取りが難しくなります。スマートフォンに音声文字変換アプリを入れて話してもらうと、画面に文字となって表示されます。これなら大声不要で耳元で話す必要もなくなります。
 ぜひ受付に1台タブレットを置いてください。

〔回答〕

 このたびは貴重なご提案をいただきありがとうございます。新型コロナウイルス感染症対策として職員はマスクの着用をしていますが、口元が見えづらくなってしまい、聴覚に障がいのある方にはご不便をお掛けしています。
 今回頂いたご意見などをもとに検討を行い、総合案内窓口にAIボイス筆談機を導入することとしました。ご提案にあるタブレットと同様の機能を有しており、聴覚に障がいのある方の利便性向上に寄与できるものと考えています。手配のため今しばらくお待ちいただけると幸いです。今後もお気付きの点がありましたらご提案ください。

〔担当〕

総務課 庶務統計係

No.12
〔回答日〕

 4月30日

〔内容〕

 公道や公園等、公共の場所での喫煙について迷惑していることが多く、ご連絡いたします。
 狛江市では平成27年4月1日に「狛江市路上喫煙等の制限に関する条例」を施行して以降、市内での路上喫煙やたばこのポイ捨て等を禁止していると存じます。しかし、相変わらず路上喫煙やたばこのポイ捨ては多く、毎日のように目にします。
 路上喫煙については、見掛けたら可能な時は警察官に伝えて注意してもらっていますが、こちらが言わない限り警察官は動かず、重点地区であっても過料を徴収していない状況でした。
 たばこのポイ捨ても多く、公園で見るたびにへきえきします。和泉多摩川児童公園や供養塚児童公園等の比較的広い公園でも、小さい子どもがいる時間に一人でも喫煙者がいると、副流煙が来て大変困ります。
 環境政策課職員の方から公園は喫煙不可であると伺いましたが、多くの公園では喫煙禁止の旨やマークが掲示されていないのが問題だと思います。
 以上のことについて数カ月前、環境政策課職員の方に直接相談しましたが、一向に改善されていないため、以下3点についてトップダウンで早急に対策をお願いします。
 (1)路上喫煙は禁止である旨をより広く市民に知らせる。そして、調布警察署とも連携しながら違反者に対して厳格に注意する。
 現状として罰則は重点地区においてのみですが、実効性を強化するため、市内全域に広げるよう検討していただきたいです。
 (2)公園においても喫煙は不可である旨を、マークや掲示により示す。適宜、路上喫煙等マナーアップ推進員等から注意をする。そもそも喫煙をするということは、このコロナ禍においてマスクを外すということであり、人が多い場所では望ましくないと考えます。
 (3)狛江駅北口の喫煙場所について再検討する。昨年度にも同様の手紙が他の方から寄せられているようですが、えきまえ広場の目の前に喫煙所が設けられていることは理解に苦しみます。
 広場で遊んでいる多くの子どもたちに副流煙が飛んできており、喫煙所入口で吸われると、もはや仕切りの意味がありません。
 喫煙所の位置や構造等について、再検討をお願いします。特に狛江駅には南口にも喫煙所があるわけですから、例えば狛江市役所付近に設置してはいかがかと存じます。
 以上です。恐縮ですが、オリンピックイヤーであるこの機を捉えて、公共の福祉の増進のために早急なご対応をお願いいたします。

〔回答〕

 現在、路上喫煙等制限重点地区での巡回指導や注意喚起ツールの設置等により路上喫煙等の防止を図っているところですが、抑制しきれていない部分からご不快な思いをさせてしまい、申し訳なく思います。
 頂いた内容について、順番に回答します。
 (1)について
 周知啓発にいては、集合住宅の路面側への注意喚起チラシの掲示を所有者の方のご協力により進めている他、今年度には道路上の集水ますへの注意喚起ステッカーの導入や、全戸配布する「こまeco通信」への記事掲載等を実施することとしています。引き続き、より効果的に周知啓発するため多様な手法の検討をしていきます。
 警察との連携については、改めて調布警察署へ連絡し、条例で禁止されている歩行喫煙や路上喫煙等制限重点地区での路上喫煙に対し、市民から連絡を受けたり現場で発見したとき等には、警察官から注意する旨を確認しました。市としては、警察に条例の規制内容を適切に提供し、警察官が円滑に注意等を行えるよう努めていきます。
 罰則の適用については、罰則が私権の制限を伴うものであることに鑑み、特に規制の必要性が高いと認められる範囲での適用が望ましいと考えています。そのため、市内でも特に人通りが多い等の理由により規制が強化されている路上喫煙等制限重点地区において、引き続き適用していきます。
 (2)について
 東京都では平成30年4月1日より「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」が施行され、公園等で喫煙をしようとする者は子どもの受動喫煙防止に努めなければならないと定められています。また、市の条例においても路上喫煙により、他人に迷惑をかけ、または他人の身体もしくは財産に被害が生じないよう配慮することができなければ路上喫煙をしてはならないとしています。
 公園は遊びや憩いの場として子どもから大人まで利用される場所です。利用者には自らの意思で受動喫煙を避けることが困難な子どもや、たばこの煙が苦手な方がいること、吸い始めたときは周りに人がいなくてもいつ何時他の利用者が訪れるか予測不能なことから、市が喫煙者に対し、注意看板の設置等により禁煙への協力を引き続き呼び掛けていきます。
 (3)について
 狛江駅北口の喫煙所については、喫煙所が歩行喫煙・路上喫煙の抑制を目的としており、駅から離れた場所に設置することによって重点的に規制すべき駅周辺の違反行為を増やしかねないことから、総合的な見地のもと引き続き現在の位置で運用していきます。
 ただし、出入口付近の排煙については、改善に向けて喫煙所の利用ルールの徹底を図るとともに、施設構造の調査を行っていきます。

〔担当〕

環境政策課 環境係

No.13
〔回答日〕

 4月23日

〔内容〕

 本日政府は分科会にて、「まん延防止等重点措置」を神奈川県川崎市にも適用する方針を固めました。現在東京では既に23区(世田谷区)と調布市が適用されており、今回神奈川県で川崎市が適用されることになります。この結果、狛江市は、周りのすべての自治体が適用されている中で、唯一空白の非適用地区となってしまいます。
 この措置適用については、たびたび三鷹駅の北口と南口の理不尽な判断からくる諸問題が報道されていますが、狛江市の場合もそうなってしまいます。現在でも世田谷区や調布市から狛江市に2次会の飲食や、長めの会食のため来られる方がいます。
 今後は多摩川の向こうからも来られることになり、感染リスクは異常に高まります。また狛江市が感染率の低い地区と誤解を与えかねなく、ますます人流が多くなります。早急に東京都や政府に対し、狛江市も適用地域とすることを求めるべきでしょう。
 今月の広報こまえで、市長は東京都などに強いネットワークがあると自負されているので、既に対応されているとは思いますが、その対応の経過をホームページ等でお知らせください。市民の多くが今回の川崎市の適用対応を受けて、不安が広まっています。

〔回答〕

 まん延防止等重点措置は、感染者が急増している局面で、感染が爆発して緊急事態宣言を出す状況に至らないよう、予防的に地域を絞って集中的な対策を行うためのものです。
 特定エリアで感染の急拡大がみられた場合に、期間、区域、業態を絞った措置を機動的に実施できる仕組みであり、感染を地域的に抑え込むことで、都道府県全域への感染防止を防ぎ、全国的かつ急速なまん延防止につなげるものであると理解しています。
 狛江市はまん延防止等重点措置の地区に指定されていませんが、都内全域の住民に対して、日中を含めた不要不急の外出・移動の自粛や、混雑している場所や時間を避けて行動することなどが要請されています。
 まん延防止等重点措置の地区に指定されている隣接自治体とも対応等に関する情報交換を行い、必要であれば東京都にも対応の要請をしていきたいと考えています。

〔担当〕

新型コロナウイルス感染症対策本部

No.14
〔回答日〕

 4月30日

〔内容〕

 世田谷区の砧公園にあるターザンロープが大好きです。狛江市の公園にも作ってほしいです。

〔回答〕

 狛江市の公園について、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 市内の公園には、いろいろな年齢の方たちが利用できる遊具を設置していて、それぞれの公園の広さなどに合わせて設置する遊具の種類や数を決めています。
 お手紙に書いてありましたターザンロープを設置するためには、広い面積の公園が必要になる他、公園を利用する方たちの安全確保のため、今ある遊具との距離を離して設置する必要があります。
 また、広い面積の公園は、地震などの災害が起きた時の一時避難所になっていることから、ターザンロープのような大型の遊具の設置については、公園の利用方法を含めて考えていく必要もあります。
 これらのことを踏まえ、市としては、市民の方々に気持ちよく公園をご利用いただけるよう、これからも適切に公園を管理していくとともに、今回いただいたご要望については、今後の公園施設の整備を考えていく際の参考といたします。

〔担当〕

環境政策課 水と緑の係