市民と共に生成AIを活用した行政相談サービスを検証

 狛江市では、業務においてデジタル技術を活用することで、効率的かつ持続可能な行政サービスの提供を目指しています。
 今回の試みは、狛江市が株式会社NTTデータからの提案を受け、民・産・官の協働で子育てに関する生成AIを活用した行政相談サービスの価値向上と課題解決の検証を目的として行われました。
 検証事業では株式会社NTTデータが生成AIを活用した検証環境を用意し、子育て支援を担当する窓口職員に加え、「こまえスマイルぴーれ」の編集委員の方に子育て当事者としてご協力いただき、市民参加型ワークショップとして2025年3月に開催しました。
 

生活者・職員からの期待

 検証事業の結果から、生成AIを活用した行政相談サービスについては、生活者・職員の双方から、曖昧な質問をした場合でも、サービスとの対話(更問い質問への回答)を通じて、知りたいことを明確にしていく役割を特に期待されていることが明らかになりました。

 なお、検証事業の詳細については参照の「子育てに関する生成AIを活用した行政相談サービス実証実験報告書(株式会社NTTデータ作成)」をご確認ください。

 狛江市では、今後もこのような取り組みを通じて、生成AIの技術を始めとした様々なデジタル技術を研究・活用することで行政サービスを改善し、狛江市DX戦略の基本理念である「デジタルの力で、人にやさしいまちの実現」を目指します。
 また、市民が市役所に来なくても手続きができる「モバイル市役所」の実現を目指し、市民目線・利用者目線でのデジタル化を推進します。

参照

子育てに関する生成AIを活用した行政相談サービス実証実験報告書(外部リンク)