狛江市名誉市民とは、市民または市に縁故の深い方で、公共の福祉の増進や学術・技芸等の進展に寄与し、市民生活の向上または文化の発展に貢献され、その功績が特に顕著で市民が郷土の誇りとし、市民から深く尊敬されている方に贈られる称号です。

 

小池 邦夫(こいけ くにお)さん

令和2年第3回定例会(令和2年8月31日開会)での同意を受け、狛江市初の名誉市民に選ばれました。

【プロフィール】
日本絵手紙協会名誉会長。昭和16年生まれ。
日本における絵手紙の第一人者。昭和36年に絵手紙をかきはじめ、昭和56年に狛江郵便局が開催した日本で初めての絵手紙教室にて講師として指導され、これを発端に、狛江市で絵手紙文化が根付き始めました。昭和60年には日本絵手紙協会を創設し、平成7年の阪神・淡路大震災の際には被災者への励ましとして、7,000通の絵手紙と義援金を避難所に届けられました。平成19年に設置された狛江市の文化事業の柱である「絵手紙発祥の地―狛江」事業ではオブザーバーとして尽力されています。
平成22年の上海国際博覧会では、絵手紙が日本の文化の一つとして紹介されるなど、狛江から発信された絵手紙文化は市内・国内にとどまらず世界中で愛される文化へと発展しています。
狛江市の文化振興に寄与され、絵手紙活動に多大な貢献をされたことから、狛江市名誉市民に選ばれました。