狛江市名誉市民とは、市民または市に縁故の深い方で、公共の福祉の増進や学術・技芸等の進展に寄与し、市民生活の向上または文化の発展に貢献され、その功績が特に顕著で市民が郷土の誇りとし、市民から深く尊敬されている方に贈られる称号です。

 

木村 大作(きむら だいさく)さん

令和2年第3回定例会(令和2年8月31日開会)での同意を受け、狛江市初の名誉市民に選ばれました。

【プロフィール】
日本映画界を代表する監督・キャメラマン。昭和14年生まれ。
昭和33年に東宝撮影部にキャメラ助手として映画界入りし、黒澤明監督の組に配属。昭和48年に映画「野獣狩り」でキャメラマンデビューし、代表作には「八甲田山」、「復活の日」、「駅 STATION」、「火宅の人」、「鉄道員(ぽっぽや)」、「ホタル」などがあります。平成21年には「劔岳 点の記」で初監督作品にして、第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀撮影賞など数々の賞を受賞、平成30年には監督としての3作目「散り椿」が第42回モントリオール世界映画祭にて審査員特別賞を受賞されました。
平成15年に紫綬褒章、平成22年に旭日小綬章を受章され海外からも高い評価を得ている日本を代表する映画監督・キャメラマンとして、社会文化の興隆に多大な貢献をされたことから、狛江市名誉市民に選ばれました。