補正予算について(ページ内リンク)

令和5年度当初予算の概要

 狛江市の令和5年度一般会計予算は、316億2,000万円、前年度比3億円、1.0%の増となり、過去2番目の規模となりました。下水道事業会計を除いた特別会計の合計額は179億5,719万円であり、一般会計を合わせた総額は、495億7,719万円、前年度比6億3,489万1千円、1.3%の増となりました。

 歳入では、個人市民税が、給与所得の増などを見込み、所得割が堅調なこと、固定資産税では、家屋で新増築の増などを見込み、市税全体で、コロナ禍前を上回る水準を見込んでいます。普通交付税は、国税収入が過去最大を更新していることなどにより増額しており、財源不足が改善したことで、臨時財政対策債は、制度創設以来、最少額となっています。

 歳出では、新型コロナウイルス感染症は、5類に移行されますが、引き続き、一人ひとりに寄り添った接種体制を継続していきます。国の令和4年の出生数は、人口動態統計の開始以来、初めて80万人を割り込み、77万人程度まで減少することが見込まれています。
 狛江市においても同様に、出生数は減少しており、従来の少子化傾向に加え、コロナ禍の影響が長引く中、経済状況の懸念などから、結婚や妊娠を控えるケースが影響しているものと見られます。国は、令和5年4月に、こども家庭庁を創設します。東京都は、令和4年4月に子供政策連携室を設置し、先月、こども未来アクションを策定するなど、国・都ともに、子ども政策に重点的に取り組むとしています。
 狛江市としても、国や都と連携しつつ、(仮称)子ども条例制定に向けた検討を開始するとともに、結婚・妊娠・出産・子育ての各ステージを切れ目なく、独自の支援も織り交ぜながら、子育てしやすいまちづくりに資する子育て支援の充実を図る予算としています。

 

令和5年度予算概要

令和5年度当初予算の概要を紹介します。

令和5年度当初予算書

令和5年度補正予算