認知症は、老化によるもの忘れとは異なり、何かの病気によって脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなるためにでる症状や状態をいい、誰もがかかる可能性があるものです。
 都内では、認知症の高齢者は38万人を超えており、平成37年には約60万人、およそ高齢者の5人に1人が認知症になると推計されています。また、高齢者だけではなく、65歳未満で発症する若年性認知症の人も、都内に約4,000人いると推計されています。
 認知症になると、その進行状況により、自分のことを自分ですることが難しくなり、生活のしづらさが現れることがあります。それに加えて、周囲とのコミュニケーションが難しくなることにより、社会的に孤立してしまう危険があります。
 また、認知症の人を介護する家族は、介護の負担が大きい場合や周囲の理解が希薄な場合に、精神的な負担やストレスを抱えることが多くなっています。
 そのため、認知症の人とその家族に対する支援を充実するとともに、認知症の正しい理解を広げ、認知症の人にやさしい地域づくりを進めていくことが大事です。

■早期診断・早期対応、認知症の予防
 認知症も他の病気と同じように、早期診断と早期対応が非常に大切です。早期に気づくことにより、治る認知症や一時的な症状の場合、進行を遅らせることが可能な場合があり、また、今後の生活の準備をすることができます。
 また、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、心臓病など)の予防を心がけることが認知症の予防につながります。適切な食生活、適度な運動、趣味などを通じた快活な生活、人との積極的な交流などに努めましょう。

■認知症に関する相談窓口
 下記は、高齢者やその家族の方々の地域の相談窓口です。認知症に関することを含め、介護、健康、福祉、医療に関することや、日常生活の中で困っていること、心配なことがあるときは、お気軽にご相談ください。

  • (中和泉・西和泉・元和泉・東和泉にお住まいの方)あいとぴあ地域包括支援センター☎(5438)3565
  • (和泉本町・東野川・西野川にお住まいの方)地域包括支援センターこまえ苑☎(3489)2422
  • (猪方・駒井町・岩戸南・岩戸北にお住まいの方)地域包括支援センターこまえ正吉苑☎(5438)2522
  • 狛江市役所福祉相談課相談支援係☎(3430)1111(代表)

■知って安心認知症
 認知症に関する知識、認知症の人への関わり方、予防方法、相談窓口などをまとめたパンフレットです。
 狛江市役所の福祉総合相談窓口のほか、各地域包括支援センターで配布しています。
 知って安心認知症 [2961KB pdfファイル] 

■認知症簡易チェックサイト
 こちらのページで、認知症の兆候を簡易的にチェックできます。

■認知症疾患医療センター(東京慈恵会医科大学附属第三病院)
 「認知症疾患医療センター」は、認知症の人とその家族が住み慣れた地域で安心して生活できるための支援の一つとして、東京都が指定する病院に設置するもので、認知症の専門医療相談、鑑別診断と対応、身体合併症、行動・心理症状への対応などを行う専門医療機関です。
 狛江市では、東京慈恵会医科大学附属第三病院がその指定を受けています。気になる症状があるとき、不安に思うことがあるときなど、遠慮なくご相談ください。
 東京慈恵会医科大学附属第三病院認知症疾患医療センター☎(3480)0702

■認知症の人を介護しているご家族の方へ
 認知症の人を介護してる家族同士の交流を通じて、有益な情報交換や精神的負担を軽減できる場として、「家族介護者の会」を開催しています。ぜひご参加ください。予約不要、途中での入退室自由です。

会場 開催日 参加費 問い合わせ
杉の子
中和泉5-9-3

毎月第2水曜日

午前10時~

お茶菓子代200円

別途600円で昼食あり

あいとぴあ地域包括支援センター

☎(5438)3565

狛江市役所

和泉本町1-1-5

毎月第3木曜日
午後1時30分~
お茶菓子代100円

狛江市高齢障がい課高齢者支援係

☎(3430)1251

こまえ苑

岩戸南4-17-17

奇数月第3金曜日

午後1時30分~

地域包括支援センターこまえ苑

☎(3489)2422

狛江共生の家

駒井町1-1-2

偶数月第3金曜日

午後1時30分~

地域包括支援センターこまえ苑

☎(3489)2422

こまえ正吉苑

西野川2-27-23

毎月第4水曜日

午後1時30分~

地域包括支援センターこまえ正吉苑

☎(5438)2522

 

■認知症サポーター
 認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成し、認知症の人にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
 現在、民間企業・団体等も含め、全国で8,690,789人(平成29年3月末)の方が認知症サポーターとなり、地域の認知症の人の見守りに参加しています。
「認知症サポーター」の資格を得るには、所定の養成講座を受講する必要があります。
 講座開催のご希望、ご相談は、各地域包括支援センター(認知症に関する相談窓口 参照)または福祉相談課までお問い合わせください。

■もの忘れ相談医
 狛江市医師会との連携のもと、認知症に関して相談できる地域の医療機関を「もの忘れ相談医」としてご協力いただいています。
 「もの忘れ相談医」の一覧は、上記の「知って安心認知症」をご覧ください。

■徘徊高齢者探索サービス事業
 徘徊が見られる高齢者を介護する世帯に対し、徘徊が見られる人にGPS機器を携帯してもらうことで、24時間体制で居場所の情報を提供するサービスを実施しています。
 詳細は、こちらをご覧ください。

■認知症連携会議
 市や関係機関が行う認知症に関する取組みに対し、医療、介護等の多職種により、意見交換、情報共有を行う場として、以下のメンバーで構成する認知症連携会議を開催しています。

メンバー

  • 認知症疾患医療センター(地域連携型) 医師・ソーシャルワーカー
  • 認知症疾患医療センター(地域拠点型) ソーシャルワーカー
  • 狛江市医師会所属医療機関 医師
  • 認知症対応型デイサービス 管理者
  • 訪問看護ステーション 主任介護支援専門員
  • 各地域包括支援センター(3カ所) 医療職
  • 医科大学 教授
  • 狛江市福祉保健部高齢障がい課長 

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