住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金を支給します

 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、速やかに生活・暮らしの支援を行うため、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金を支給します。

〔対象〕

  • 基準日(令和3年12月10日)において世帯全員の令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯(住民税が課税されている者の扶養家族等のみからなる世帯を除く)
  • 新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し、世帯全員が「住民税非課税相当」となった世帯(家計急変世帯)

〔支給額〕1世帯当たり10万円
※給付金をかたる「振り込め詐欺」や「個人情報の詐取」にご注意ください。市区町村の職員をかたる不審な電話や郵便があった場合は、最寄りの警察署にご連絡ください。
〔申請方法〕下表に記載

対象者 必要書類 申込受付期間
申請方法
世帯全員の令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯 世帯全員が、令和3年1月1日以前から現住所に住んでいる場合
  •  必要事項を記入した確認書
    (確認書は、対象者へ2月15日に発送済み)
  • 本人確認書類の写し
    (確認書に記載された支給口座以外を希望される場合または確認書の支給口座が空欄の場合)
  • 振込口座確認書類の写し
    (確認書に記載された支給口座以外を希望される場合または確認書の支給口座が空欄の場合)
5月16日(月曜日)
まで(予定)
令和3年1月2日以降に転入した方がいる世帯
  • 申請書
    ※5階臨時特別給付金窓口で配布または市ホームページからダウンロード可
  • 本人確認書類の写し
  • 振込口座確認書類の写し
  • 令和3年度住民税非課税証明書の写し
    (現住所と令和3年1月1日時点の住所が異なる方全員分)
3月1日(火曜日)~
9月30日(金曜日)
(予定)
新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し、
世帯全員が「住民税非課税相当」となった世帯(家計急変世帯)
  • 申請書(家計急変世帯分)
    ※5階臨時特別給付金窓口で配布または市ホームページからダウンロード可
  • 本人確認書類の写し
  • 振込口座確認書類の写し
  • 戸籍の附票の写し
    (令和3年1月1日以降、複数回転居した方)
  • 申請者の世帯の状況を確認できる書類
    (住民票の写し)
  • 簡易な収入(所得)見込額の申立書
  • 収入額が確認できる添付書類 

※対象者のうち、DV(ドメスティック・バイオレンス)等で住所地以外に避難中で、DV避難中である証明をお持ちの方は、居住市区町村で受給できる場合があります。
※居住が安定していない、いわゆるホームレスの方や事実上ネットカフェに寝泊まりされている方で、市の住民基本台帳に記録されていない方も、基準日の翌日以降、居住市区町村において住民基本台帳に記録され、対象者となったときには、当該居住市区町村で受給できる場合があります。

〔申し込み・問い合わせ〕郵送または持参で、福祉政策課「住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金」コールセンター 電話0570(03)2625(土・日曜日、祝日を除く午前8時30分~午後5時)へ。

 

使い捨てコンタクトレンズ空ケースを回収します

 市では、HOYA株式会社アイケアカンパニーと「使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定」を締結し、市内公共施設8カ所で使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収を開始します。
〔回収施設〕中央公民館、西河原公民館、市民総合体育館、上和泉地域センター、野川地域センター、岩戸地域センター、南部地域センター、ビン・缶リサイクルセンター
〔回収対象〕使い捨てコンタクトレンズ空ケース
※メーカーは問いません。
〔問い合わせ〕清掃課(ビン・缶リサイクルセンター)


令和4年市議会第1回定例会

第1回定例会は、下表の日程で開催予定です。招集日・一般質問・予算特別委員会・最終日は、インターネット中継でもご覧になれます。
〔時間〕午前9時開会(予定)

日程  内容
2月24日(木曜日) 定例会招集日
3月3日(木曜日) 一般質問
3月4日(金曜日) 一般質問
3月7日(月曜日) 一般質問
3月9日(水曜日) 総務文教常任委員会
3月10日(木曜日) 社会常任委員会
3月11日(金曜日)  建設環境常任委員会
3月16日(水曜日) 予算特別委員会
3月17日(木曜日) 予算特別委員会
3月22日(火曜日) 予算特別委員会
3月29日(火曜日) 議会運営委員会
3月30日(水曜日) 定例会最終日

〔問い合わせ〕議会事務局


認証保育所等入所児童保護者負担軽減補助金(第二期)の申請を受け付けます

〔日程〕3月1日(火曜日)~31日(木曜日)
〔対象〕市内在住で、認証保育所等の認可外保育施設を利用する未就学児を扶養し、保育料の滞納がない世帯
〔必要書類〕月決め契約書の写し、申請書および請求書(市ホームページからダウンロード可)、保育を必要とすることを証明する書類、課税または非課税証明書(令和3年1月1日現在、狛江市に住民票がない方のみ)

〔申し込み〕

  • 認証保育所および市内家庭福祉員通所世帯 各施設へ。
  • その他認可外保育施設等通所世帯 必要書類を持参または郵送で児童育成課幼児教育・保育係へ。

※詳細は、市ホームページをご覧ください。
〔問い合わせ〕児童育成課幼児教育・保育係


今はむかし(その333)

戦後の生活
「松原睦会」昭和の記憶から

 太平洋戦争末期、今は体育館がある南に、同潤会によって建てられた同潤会住宅があった。二軒長屋が8棟16軒。東京重機工業の社宅になっていた。
 井戸は共同井戸。外にあって、4軒に一つとも、8軒に一つだったともいう。住人は近くの井戸で水をくみ、家に運んで甕の中に入れ、柄杓でくんでは煮炊きに使っていた。
 洗濯や洗い物は井戸端。井戸端には近所同士が集まって井戸端会議が始まる。みんな仲良しだった。
 風呂は家の中にあったから井戸から手桶で運ぶ大変な仕事だ。だから近所同士で入りっこし、使った水は排水路に流し、最後は地面に吸い込ませていた。20年頃には登戸まで銭湯に入りに行く人もいたという。
 風呂も炊飯も燃料は薪か炭を使っていたが、30年代に入ると石油コンロに代わっていった。
 電話は近くの医院や美容室に借りに行った。薬屋には公衆電話があった。
 昭和28年にテレビの放映が始まったが、高価だからどこの家にもあるとは限らない。個人の家のテレビの前にみんなが集まって見ていた。プロレスラーの力道山が活躍した頃である。
 夏休みには子ども会。会で16ミリ映写機とフィルムを借りてきて映写し、映画会を行った。娯楽のあまりない時代だったからみんな楽しみにしていた。
 周囲はまだ畑ばかり。もみじ林の向こう(南)に小田急の分譲住宅が見えたし、喜多見駅からも町内会の赤い屋根が見えたという。だから狛江第二小学校と狛江中学校の始業の鐘もよく聞こえ、予鈴が鳴ってからでも畑の中を突っ切れば間に合った。
 子どもの遊びはベーゴマや鬼ごっこ。その頃はみんな家を開けっぱなしだったので、家の中を通って逃げ回った。畑の中の肥だめに落ちた子もいたという。
 子どもの神輿は父親たちの手作りで鳥の形の飾りを付けた。行燈も手作り、絵を書き入れて辻々に置いたから火を入れるときれいだった。そしてお赤飯のおにぎりを子どもたちに配った。
 味噌や醤油は町内会の魚屋さんで量り売り、野菜は現在外科胃腸科のある辺りで、刺身は現緑野小学校のバス停辺りまで買いに行った。酒は松原交差点の所などみんな近所で済ましていたというより、狛江駅まで行ってもあまり店がなかった。
 都道は狭く、両側に大木があって、30年代後半には大雨で町内会の道路が冠水した。その道も昭和41年に松原まで拡幅され、仙川から調布駅南口に行くバスが通るようになった。
 松原睦会は防疫事業にも熱心で「蚊や蠅をなくす都民運動」に協力したことから、昭和36年3月28日に日比谷公会堂で東京都知事から表彰状を頂いた。

 井上 孝
 (狛江市文化財専門委員)