躍動人vol.9

市長対談コーナー 第9回
元木 藤江(もとき ふじえ)さん(刻字作家)

 市内の各分野において活躍されている方(躍動人)に、市長がお話を伺うコーナーです。
 今回の躍動人は、刻字作家として幅広い活躍をされている傍ら、市内にある泉の森会館で館長を務められている元木藤江さんです。木版などに文字を彫って制作する「刻字」への思いや市民の文化活動について伺いました。

日光東照宮宮司賞を受賞

市長
 昨年、ご自身の刻字作品が、「日光東照宮建造物八棟国宝指定七十周年記念美術展『芸術神楽展』」で優秀作品として日光東照宮宮司賞を受賞されたとお伺いしています。改めましておめでとうございます。

元木
 ありがとうございます。コロナ禍が長引いて不安な日々を過ごしている方たちに向けて「時間はかかるけど絶対に収束はしていくから、みんな諦めないで」というエールの気持ちを込めて今回の作品を作りました。

市長
 出展のきっかけはどういったことからでしょうか。

元木
 新型コロナウイルスがまん延して、泉の森会館の催し物もキャンセルが相次ぎました。私自身、不安な気持ちを抱えながら落ち込んでいましたが、たまたま作品を出しませんかとお誘いをいただいて…。狛江市の平穏を願う気持ちで出展を決めました。そうしたところ、今回の賞をいただいたので、不思議な縁のようなものを感じています。

市長
 元木さんの作品は海外でも高い評価を受けています。いわば、世界を舞台にご活躍されている訳ですよね。

元木
 海外からのオファーが多く、作品は魂を入れて彫っています。海外には、フランス、イタリア、チェコ、シンガポール、イスラエル、中国、韓国などに出展していて、実際にスペインのマドリードの調刻の森にある碑には、私の名前が芸術家として刻まれています。いろいろな国の方からきれいな作品だねと言っていただけるので、とてもありがたいことです。

市長
 狛江だけではなくて、狛江から日本全国、そして世界へと発信していただいているということですので、狛江市としても非常に誇らしいことです。

市民文化活動の拠点の一つとして~泉の森会館~

市長
 元木さんは、狛江駅の近くの泉の森会館の館長も務められていますよね。

元木
 泉の森会館に勤めて、今年で18年目を迎えます。ギャラリーやホールといった市民の文化活動の場であり、喫茶もあるので市民の憩いの場にもなっています。気軽に立ち寄っていただいて、みんなの笑顔につながればと思い、私もいつも笑っているように心掛けています。

市長
 狛江市でも狛江市全体を美術館に見立てる「狛江市まるごと美術館」という事業を行っていますが、まさにその一角を担っていただいています。ギャラリーで作品を出された方が他でもつながることがあり、芸術の輪を広げていただいていると感じます。

元木
 もともと文化活動発表の場所として、多くの狛江市民の皆さんに出展してほしいという思いで建てられた施設なので、今それが実ってきていると実感しています。すごく嬉しいですね。

市長
 館内でゆっくりコーヒーを飲みながらリラックスしていると、知らない人同士でも会話が弾みます。市民が集まり、コミュニケーションの取れる楽しい居場所となっていると思います。

元木
 泉の森会館では、市内4つの中学校の生徒たちによる美術展、それに特別支援学級の子どもたちの作品展示を毎年行っているのですが、私はいつもとても楽しみにしているんです。すてきな作品ばかりで刺激を受けることが多くて、私が刻字を制作するときのヒントにつながることもあります。コロナ禍の中で、今年は特にきれいな色使いの作品が多かったですね。

子どもたちへのメッセージ

市長
 最後に未来の狛江のまちづくりを担っていただく子どもたちに向けた応援のメッセージをいただければと思います。

元木
 皆さんが一人一人持っている個性は、他の何物にも代えがたい大切なものです。自分自身の持っている個性を、ぜひ遠慮せずに出してほしいです。最初はまねから入っても良いと思います。好きなものを一生懸命勉強しながら、自分の良いところを積極的に伸ばしていってほしいですね。

市長
 不安な社会情勢が続いていますが、だからと言って気分的に落ち込んでばかりいると、病を引き寄せてしまいます。先ほども中学生がこのコロナ禍の中でも、すてきな絵を描かれたといったお話がありましたが、こんな世の中だからこそ、子どもたちは自分たちなりに思い思いの表現を出してほしいと思います。

元木
 そうですね。じっとしていないで、まずは行動してみる。そうすることによって新しい世界が開けてくると思います。私自身そういう性格なんですが、行動することでゆとりが生まれるんです。

市長
 勇気を持って一歩踏み出すことで、次につながりますよね。非常に良いお話だと思います。元木さんご自身も、ぜひ素晴らしい作品を作り続けていただきたいと思います。本日はありがとうございました。

 


 

令和4年度ベビーシッター利用支援事業

対象

市内在住で、次のいずれかに該当する方

  • 令和4年度認可保育所等入所申請の結果、保留となった0~2歳児クラスに相当する待機児童の保護者
  • 0歳児で認可保育所等入所申請をせず、1年間の育児休業を満了した後、子どもの1歳の誕生日から復職する保護者(復職日以降、利用可)

費用

1時間当たり150円(税込)

実施期間

4月1日~令和5年3月31日
※対象要件や補助の内容等の詳細は、市ホームページをご覧ください。

申し込み・問い合わせ

児童育成課幼児教育・保育係へ。

 


 

令和4年度 狛江すこやか病児保育室の登録を受け付けます ~電子申請で登録可能~

 仕事や親の体調不良等で、病気の子どもの面倒が見られない時に利用できます。利用前日(直近の開室日)の予約が必要です。

時間

午前8時~午後6時(土曜日は午後2時まで)
※日曜日、祝日、年末年始休室。お盆など長期休室あり。

対象

次のすべてに該当する方

  • 市内在住の小学校3年生までの児童
  • 事前に利用登録している方
  • 保育園および小学校が受け入れられない程度の病後児または病児で、医師が病児保育室に入室可能と認めた児童

※月齢の低い児童は、お預かりできない場合があります。

利用登録

子ども政策課で年度ごとに受け付け

利用できる病種

医師が利用可能と判断した疾病(感冒、へんとう腺炎、下痢、感染症予後、手術後の養生、その他)
※インフルエンザなど、感染力の強い病種は利用できない場合があります。また、新型コロナウイルス感染症の感染状況により利用条件を別に定める場合があります。詳しくは、市ホームページをご覧ください。

費用

1日2,000円(現金のみ)
※生活保護受給世帯、市民税非課税世帯の方は、利用料を市が助成します(要申請)。

申し込み・問い合わせ

電子申請または直接子ども政策課企画支援係へ。

狛江すこやか病児保育室

所在地

猪方3-18-10(野澤医院内)
電話090(8307)3635