新春挨拶

狛江市長 松原 俊雄

 あけましておめでとうございます。
 市民の皆様におかれましては、穏やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 令和2年は狛江市が市制施行から50周年となる記念の年でありました。また、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が発端となり、皆様の生活が大きく変化した年であったと思います。これまで、さまざまな事業を当たり前に開催できていたことは、とても恵まれていたと実感できた年でもありました。
 今年は平成23年の東日本大震災から10年、平成28年の熊本地震から5年が経過する年となります。近年は地震のみならず、全国的に自然の脅威を目の当たりにすることが少なくありません。被災された方々が一日も早く安心して日常を送られる日が来ることを心よりお祈り申し上げます。
 市といたしましては、自然災害や社会環境などの多様化する課題に柔軟に対応し、市民の皆様が安心して笑顔で住み続けられる、持続可能なまちづくりを行ってまいります。
 令和3年は、前年から始動した狛江市総合基本計画の中で掲げる狛江市の将来都市像「ともに創る 文化育むまち ~水と緑の狛江~」に込められた、愛着や誇りを持てる魅力あるまちを創るために、これまで市民の皆様とともに培ってきた経験を生かし、一歩一歩着実に前に進んでいく年となるよう、まい進いたします。
 この新しい年が、皆様にとってより良い一年となることを祈念申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

狛江市議会議長 石井 功

 あけましておめでとうございます。
 令和3年の新春を皆様におかれましては、健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 さて、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に翻弄された1年間ではなかったかと思います。緊急事態宣言をはじめとして東京オリンピック・パラリンピックの延期、イベント等の中止、飲食店等の時短営業、リモートワークの推奨など今まで経験したことのないような世の中になってしまいました。
 狛江市においてもほとんどのイベントは中止され、各種団体の総会なども書類での開催を余儀なくされました。
 しかし、昨年に記念の年を迎えた狛江市は、万全の新型コロナウイルス感染症対策を行い、「狛江市市制施行50周年記念式典」を、小池百合子東京都知事を始め、多くのご来賓臨席のもと実施されたことは喜ばしいことの一つでした。その際、市内在住で映画監督の木村大作さんと絵手紙作家の小池邦夫さんが名誉市民表彰を受けられましたが、さらにその2日後に木村大作さんが国の文化功労者にも選出されたことは二重の喜びとなりました。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、私たちは「新しい日常」を過ごしていますが、感染が終息した後、今までの社会が戻るのか、それとも新しい社会が出現するのかは分かりません。どちらにせよ誰もが安心して生活できるような社会になるよう、市議会としても議論を深めていきたいと思います。
 結びにあたり本年が市民の皆様にとって幸多い年となるよう祈念申し上げて、市議会からの新年の挨拶とさせていただきます。

引き続き、感染予防を意識して過ごしましょう。


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