1 日時

令和5年1月25日(水曜日)午後3時~午後5時

2 場所

狛江市防災センター401会議室

3 出席者

委員長:上山 肇
副委員長:二井 昭佳

委員:
池田まり子、山口 巧、本橋 文武、
岩間 正隆、倉山 裕治、由井 敏雄、新屋 信隆、絹山 博史、門井 淳

オブザーバー:堀越 直哉

事務局:環境政策課長 秋山 尊利、環境政策課水と緑の係長 海老原 悠輔

4 欠席者

小川 浩志、小越 栄美子

5 議題
  1. 前回(第2回)協議会のおさらい
  2. 全体スケジュールについて
  3. アンケート調査等の結果(速報)について
  4. 多摩川及び多摩川河川敷の課題及び整備の方向性について
  5. 基本理念と基本方針(案)について
  6. その他
6 資料
  • 資料1
    前回(第2回)協議会のおさらい
  • 資料2
    狛江市かわまちづくり計画策定スケジュール(案)
  • 資料3-1
    各種アンケート調査等の概要
  • 資料3-2
    市民アンケート調査の結果(速報)
  • 資料3-3
    多摩川利用者現地アンケート調査の結果(速報)
  • 資料3-4
    小中学生アンケート調査の結果(速報)
  • 資料4
    多摩川及び多摩川河川敷の課題及び整備の方向性【アンケート調査結果含む】
  • 資料5-1
    基本理念と基本方針(案)
  • 資料5-2
    取組内容(具体の取組内容(ハード整備、ソフト施策)の検討)
  • 参考資料1
    狛江市かわまちづくり計画策定協議会 委員名簿
  • 参考資料2
    庁内検討委員会の検討結果
7 会議の結果

(1)前回(第1回)協議会のおさらい

○事務局 

 資料1について説明(委員から特に意見等なし)

(2)全体スケジュールについて

事務局 

 資料2について説明(委員から特に意見等なし)

(3)アンケート調査等の結果(速報)について

○事務局 

 資料3ー1、3-2、3-3、3-4について説明

○委員 

 団体にヒアリング調査を行っていたと思う。今回の結果には含まれていなかったが、どうなっているか。

○事務局

 団体へのヒアリング調査は継続中であるため、第4回または第5回協議会で結果報告を行う予定である。

〇副委員長

 今回は速報結果のため、詳しく分析する際に行っていただきたいことがある。資料3-2(市民アンケート調査の結果(速報))の4ページについて、散歩と回答した方が327件となっている。全区間の散歩件数を計算すると600件近くになると思う。重複回答している人がいるので、どのくらいの人がどのルートを散歩しているかが分析されているとより議論しやすくなるため、分析をしていただきたい。小中学生にアンケート調査を行ったことは良いと思う。資料3-4(小中学生アンケート調査の結果(速報))の4ページにある利用場所のアンケート調査結果では川の上流に子供たちの遊び場があることがわかる。かわまちづくりのメインになるところは駅の周辺だと思うが、子供たちが普段遊んでいる場所を活用することで魅力的な場所になった事例がある。そのため、子供たちの遊び場についても考えていただきたい。

〇委員長

 単に散歩やサイクリングをする場合でも、どこからどこの区間で行っているのかは非常に大切な要素だと思う。その結果で整備の仕方が変わると思うので、分析をお願いしたい。散歩やサイクリングと通過の利用が多いが、どのように滞在させるか、一定の場所に人がいられる空間づくりが求められると思うので検討が必要である。小中学生へのアンケート調査は良いと思う。小学校、幼稚園が教育の一環として川を使う自治体もあると思う。最近では教育施設外、まち全体で教育をしていく形が出てきているので、多摩川をどのような教育の場にするかの視点も必要だと思う。

〇委員

 散歩やサイクリングが多い結果が出ている。実際に私もジョギングを行うが、ジョギング以外することがない。都立狛江高校前の道が2、3年前に舗装されたと思う。舗装前は雨が降ると道が水浸しでジョギングができなかった。アンケート結果にあるトイレが少ないところは当たっていると思う。トイレが整備されているエリアもあるが、トイレがないと滞在させにくいと思う。やはりインフラ整備、きれいなトイレが整備されていることが前提となる。アンケート調査で指摘されたことを踏まえて、トイレが多いことは、まちとして暮らしやすいと思うので、かわまちづくりとは関係なしに市にトイレ整備をお願いしたい。

〇委員

 トイレ整備だが、狛江市の川に近い公園にはトイレがない。世田谷区に行くと必ずトイレが川の近くにある。アンケート結果の通り、狛江市でも整備は必要だと思う。意見の中にベンチがほしいとあるが、堤防敷が狭い。高低差のある堤防にベンチを設置するしか場所がなく、設置は難しい思う。利用者がベンチを川沿いにほしいと思っていることが分かった。

〇委員

 トイレ整備については同意見である。ベンチの設置は未来デザインノートにある階段ベンチが良いと思う。上流の西河原公園にも設備されると良いと思う。二人が座れるスペースがあり、一人でもゆっくりできる場所があれば良い。アンケート結果を確認したところ、トイレに関する意見が多かった。私も西河原公園にトイレがあることを知らなかったので、もっと市民に知ってもらう必要があると思う。西河原公園の先に使われていない土地があり、そこに散歩やサイクリングをしている方がふらっと休憩できるように、ベンチや水飲み場の整備を検討していただきたい。

〇委員長

 トイレについては、色々なところに整備されていると思うが、トイレの場所がわからない、知らない人が多いと考えられる。そのため、かわまちづくりで、サイン等で何がどこにあるかをわかりやすく示す工夫をしていく必要があるかと思った。

〇委員

 アンケート結果から自転車の利用者が多いことが分かる。そのため、駐輪場を整備する考えが出てくると思うが、川沿いに駐輪場はあるか。

〇事務局

 高架下に有料の駐輪場があるが、その他に駐輪場として整備しているところはない。

〇委員

 ジョギングしてる際に感じることは、ロードレース用の自転車でサイクリングしている人が多いことである。市民が家からママチャリで多摩川に訪れる際に駐輪場がないと思った。駐輪場がないと多摩川を訪れないと思います。やはり、駐輪場などのインフラを整備することでアンケート結果は変わってくると思う。かわまちづくりに関係するかわからないが市で駐輪場を整備できないのかと思う。

〇委員

 情報共有ですが、和泉多摩川駅前のぽかぽか広場周辺が再整備されており、そこに新しい駐輪場が整備される。

〇委員長

 自転車、駐輪場の意見が出ていたので、事務局に質問がある。レンタルサイクルの考えは市として持っているのか。自転車で行動している人が多いとは思うが、多摩川を訪れた方が気軽に自転車を借りてサイクリングをし、別の場所で返せるような新しい散策の仕方があると思う。

〇事務局

 レンタルサイクルについては、狛江市は民間事業者と協定を結んでおり、庁舎に2つのレンタル場所がある。市としては多摩川にレンタルサイクル場を設けたことはありませんが、民間事業者が多摩水道橋の下にレンタルサイクル場を設けているほか、調布市や世田谷区でも設けており、少なからず多摩川の上流から下流までを行き来する環境があると思う。

〇委員長

 かわまちづくりに関係していないレンタルサイクル場の整備だと思うので、今後レンタルサイクルをリンクしていくと多摩川沿川がもっと良い環境になると思う。

(4)多摩川及び多摩川河川敷の課題及び整備の方向性について

○事務局 

 資料4について説明

○委員

 資料作成4の「5.多摩川の利活用に向けて期待されている役割」の①で書かれている通り、イベントの開催は期待されておらず、のんびり過ごすことがアンケート調査で期待されていた。アンケート調査で狛江市の川の使い方がはっきりしたと思う。

○委員

 コンセプトとしては自然を生かした景観を維持することだと思う。利用者は近隣の方が多く、反対に遠くから訪れる人は少ない。活性化の面では、イベントがキーワードになり、いかに魅力的なイベントを作るかが課題だと思う。やはり必要なのはトイレ等のインフラ整備である。サイクリング等のイベントを行うとしてもインフラが整っていないし、利便性の向上が求められる。

○委員長

 狛江市民は普通にのんびりしたいが率直な意見で自然や景観を評価していると思う。委員の活性化を仕掛けていくべきかの意見は議論していく必要がある。

○委員

 有意義なアンケートで、多種多様な意見が分かり、大変参考になる。これからは、このアンケート結果をどう生かしていくかが大切だと思う。多種多様な意見を方針として全て盛り込むことは難しい。どこに注力していくかを決めるのが方針であり、意見を過不足なく盛り込むのではなく、例えば、普段来ている方々のために便利なものにしていくのか、普段来ていない方々に来ていただくようにしていくのか、それが市内の人か市外の人か、どれも大切だがどこに注力するのかは決める必要があると思う。どれかに注力して取り組むことで、それが結果的にそれ以外のターゲットに派生していく。例えば市外の人に来てもらうことに注力して、人が市外からたくさん集まってくると、それが市内の人にとってもプラスになっていく。また、インフラに関して、駐輪場やトイレが必要であることはそのとおりなのだが、人を呼ぶために駐輪場やトイレを作るのではなく、駐輪場やトイレを作れば人が来るのでもなく、来る理由が先にあって、人が来るから駐輪場やトイレが必要という順番で考えるべきではないか。どうやって人を集めるかを議論するのが先だと思う。

○委員長

 すべての意見を盛り込むと特色のない計画になってしまう。そのため、我々が本当に何をしたいのかを明確に定める必要がある。その点に関しては次の議題につながってくると思う。

○副委員長 

 川でのんびり休憩したいという内容が重要だと思う。休憩できる場所や施設がない等の課題も多く上がっており、今の状態に満足している人は少ない。アンケート調査からは、和泉多摩川駅前に大型ショッピングモールを作り、狛江市を変えていくことは誰も望んでおらず、基本的に自然を大切にすることがベースにあると思う。しかし、今のままお茶を飲める場所が全くなくて良いとは思ってないことが見えてきた。自然と人が滞留する場所をうまくバランスをとることが重要だと感じた。そのため、委員の意見の通り、「5.多摩川の利活用に向けて期待されている役割」が総花的だと思うので、絞ってもいいと思います。そのため、アンケート調査から見えてくる、狛江だからこその多摩川の利活用で望まれていることがどのようなものか、腑に落ちる部分もあると思うが継続して考えて良いと思う。

(5)基本理念と基本方針(案)について

○事務局 

 資料5-1、5-2について説明

○委員 

 基本理念が抽象的になるのはやむを得ないことだと思うが、どうやって人を集めるのかを決めた上で基本方針に落とし込んだ方が良いと思う。スポーツを盛り上げて人を集めるのか、学びの場として人を集めるのかなどの方針がない中で、A案B案C案は決めにくい。

○委員長 

 基本方針で何をしていくか定まらないと基本理念を決めていくのが難しいのは御意見の通りである。今後、基本方針を踏まえて基本理念に戻ると思う。今日をもって基本理念を決めるわけではないので色々なご意見いただきたい。参考になるのが資料4-3にある自由意見をテキストマイニングしたものである。「思う」の周りに自然、景観、川などが出てきている。これにより、多摩川に愛着があることが客観的にわかる。そのため、A案はキーワードが反映されていると思った。同じようにこの言葉が入って良い、別の言葉に置き換えられているのはなぜか等の意見をいただきたい。

○委員

 「縁側」という言葉が出てきた。縁側は今の家にほとんどないと思う。少し言葉を考える必要がある。また、アンケート調査にもあった通り、ゆっくりしたい、のんびりしたいところを強調した方が良いと思う。案としてはA案が良いと思いますが「縁側」という言葉は違和感がある。

○委員

 A案に近い意見だが、基本的に人を集めるのではなく、市民を中心に行きたいときに行けるような空間が良いと思う。多摩川は草花があり、鳥がいるなど自然に囲まれていて、川のせせらぎをボーっとして聞いているだけもすごく気持ちが良い。アンケート調査にある、のんびりしたいに合致する。反対にゴミが捨てられていたり、川を流れているのを見るのは嫌である。指導していくか、ゴミ拾いをするなど改善が必要かと思う。先ほど話に出ていた、ベンチやトイレがあるとより安らぐ空間になると思う。

○委員

 C案は出会いが強調されているが、アンケート調査では出会いは求めていなかったので違うかと思う。「縁側」という言葉が出ましたが、私はわかる世代なので良いと思った。縁側と言われたときにおばあちゃんが近所のおばあちゃんを呼んでお茶しているイメージである。多摩川の雰囲気とリンクしていて、「縁側」は良いと思う。反対にB案の「HOTORI」、「テラス」は狛江には似合わないと思った。

○委員

 A案が良いと思う。私は狛江が好きです。狛江は多摩川の存在に助かっていると思う。「ふらっと」とありますが、狛江は本当にふらっと歩きやすい。若い世代は縁側の意味がわからないと思うが、私は良い言葉だと思う。「縁側」が誰にでも伝わるような形になれば良いと思う。

○委員長

 A案の「川と親しみ」とあるが、狛江の場合、川は多摩川を指すと思う。ストレートに多摩川と表現することも良いと思う。

〇委員

その通りだと思う。狛江市の歴史は多摩川とともに歩んできた。その点も踏まえていただきたい。

〇委員

 新たにこのまちに来た方たちと出会った時に何で小さなこの各駅停車しか止まらないまちを選んだのか聞くと、多摩川を挙げる人が多い。また、私は和泉多摩川商店街を運営しておりますので、商店街を気に入ったという声もいただいており、とても喜ばしいことである。まず、どこに焦点を絞るかだと思う。幅広くとなると非常に絞りにくい。今いる方たちを大事にしたいのか、外からの受け入れたいのか、若い方たちがずっとこのまちにいてもらうためにはどうすればいいか考え、方向性によっていは実施方法に違いが出てくると思う。私は狛江で生まれ育っているため、この土地で最期を迎えたいなと思うぐらい本当に狛江が大好きである。このまちのプラスの部分は何かというと、狛江に来た人も言いますが、駅を降りた瞬間に狛江時間がある、沖縄に行くと時間の流れが違うと表現されますが、同じように狛江に来た途端に時の流れが違うと思う。とてもプラスな要因だと考えており、理由としては、開発があまりされていないこと、豊かな自然があることである。そのため、これから展開されていく中で決して利益的な、見栄えがするものに流されずに、今ある要素を活かしたものになれば良い。

〇委員長

 意見の中にあった狛江時間は、のんびり、ゆっくり過ごす意味や狛江ならではの過ごし方があることが表現される、おしゃれな言葉だと思った。狛江市の環境を市民以外の方も利用できる形にした方が良いと思う。多摩川は広いため、すべてのエリアを同じ整備にする必要はないので、必要な施設はピンポイントで整備されると思う。

〇委員

 A案とB案の違いがわからない。結論としては、A案とB案を組み合わせたものが良いと思う。狛江の魅力としては、自然が豊かなこと、遠くの景色を見たときにさえぎる物が少ないことで、それを踏まえた開発には賛成である。

〇委員

 アンケート結果は参考になった。ゆっくり過ごしたいなど狛江の自然を大事にしたい意見が多いことがわかり、勉強になった。そのような考えで行うと、逆算するとA案とB案が近いと思う。理念は抽象的になるため、大切なことが抜け落ちる部分もあるので、先ほどの狛江時間のようなユニークさを出すことは良いと思う。これは間違いなく狛江の理念だなと思う基本理念を入れていただければ、すごく狛江らしさは出ると思う。狛江らしさというと、多摩川で自然をみんなでゆっくり楽しむ、それは価値があり、市民として、そういうまちに住んでいるだけで、僕は十分価値がある、そんなことを理念に入れていただければ良いと思う。

〇委員

 和泉多摩川の雰囲気がすごく好きで、商店街や川を歩いているだけでまさに狛江時間を感じる。家族を連れて行きたいと思うが、色々と準備が必要になり、イベントになってしまう。A案にあるようなふらっと行ける場所になってほしいと思う。ふらっと行ける場所とは何も持たなくても現地で調達できる場所、その点を考えるとターゲットを誰にするのかの話になると思う。狛江にある川なので市民に楽しんでいただくのはもちろんだが、それだけでは商店街はやっていけないため、市外の人が来られる場所にするのが良いと思う。そういう場所になれば市民にもより便利に利用してもらえると思う。

〇副委員長

 「縁側」という言葉はすごく良いと思う。建物と自然を繋ぐ意味で、そこで人が会話をし、滞留する形である。「テラス」も言葉としてはわかりやすいと思うが、「縁側」の方が良いと思う。川ではなく、正式名称の多摩川にするのは良いと思うし、狛江時間の表現も良いと思う。縁側という意味は家の縁側になりがちだが、自然からみた縁側としては、多摩川の縁側と表現できる。例えば、「多摩川の縁側で過ごす狛江時間」という付け方もあるかと思う。基本理念は抽象的になるので、下に入る説明文も重要だと思う。何をして人を集めるのかですが、多摩川の水の流れが緩やかになるエリアは狛江だけだと思う。二子玉川では川の流れが速く、水難事故も起きる。狛江は水と親しみやすく、子供たちからも気に入られている、この地の利をどう活かすかが重要だと思う。二子玉川公園にはスターバックスコーヒーがある。地元の人も多いが、スターバックスコーヒーがあることで外から人が来る。やはり、気持ちいい場所でお茶をする場所があると、イベントを行わなくても狛江時間を楽しみたい人が来ると思う。賑わいすぎて困るほどではないが、外からも人が自然に来る場所をつくることが大事な点だと思う。

〇委員長

 アンケート結果や他の調査報告を見るとA案が骨になるフレーズだと思う。意見として出た自然やのんびり過ごすこと、狛江時間のように言葉を変えること、単に川ではなく多摩川と表現することなど、意見を多数いただいたので事務局で整理していただきたい。庁内検討委員会でも基本理念に対して意見をいただいているで、事務局より説明していただきたい。

〇事務局

 参考資料2 庁内検討委員会の検討結果の内容説明。

〇委員

 狛江時間というフレーズはとても素晴らしいと思った。多摩川で過ごす狛江時間を皆様でイメージを共通していく、それを基本理念に文字として落としていき、紐づいて何をしていくか議論するイメージがついた。皆様が狛江時間という言葉に共感されていたのが良かった。

〇委員長

 狛江時間は皆様共感されており、採用される流れになっている。ありきたりの言葉を並べるより、狛江時間のような惹き付ける言葉、狛江時間ってなんだろうと思った時に説明ができる素晴らしい基本理念になると思う。

〇委員

 A案について意見を出したときに、多摩川のメリットとして草花を挙げたと思う。春になるとハルシャギクという黄色い花が一面に咲く場所がある。年によってハルシャギクの咲く場所が違いますが、群生しているところを見るとすごくうれしくなる場所である。ハルシャギクだけでなく、クサフジという紫色の草もあり、反対に、河原を歩くだけで服につくアメリカセンダングサの嫌だったりして、このように草花を知っていいただきたいと思った。

〇委員

 今の情報は何かで発信されているのか。

〇委員

 情報発信はされていない。

〇委員

 狛江のミニ新聞を読んでいて、この間は川辺のオタマジャクシが取り上げられたと思う。自然の情報をもっと発信していくと、見た人が行きたくなると思う。市にも聞きたいが、ホームページ等で、自然観察の写真を投稿するだけで、行きたくなる人がいると思う。委員の話を聞いていると、思っている以上に多摩川の自然は豊かだと感じた。情報発信をしていきたいと思った。

〇副委員長

 葉山では市民が情報発信をすることが始まりで、イベントに来た人や観光に訪れた人のリアルタイムの情報発信により、他の人が葉山に興味を持つ例がある。ここまでの情報発信を行うかどうかはわからないが、狛江時間の中で情報発信ができれば面白い。

〇委員

 いつ行くかで風景が全然違う、知らない風景があると思う。花も1週間2週間違うだけで枯れていることもある。

〇委員

 私は狛江探鳥会に属しており、4月に会員20人でハルシャギクを見に行き、会員の皆様もとても喜んでいた。情報発信の方法を知らないので、情報発信を行ったことがない。

〇委員

 草花の情報を知りたい人は多いと思う。小学校などで川辺に行き自然観察することはすごく大事だと思う。東京の都会にいながら自然にあふれているのは狛江の良さである。港区に住んでいたらできない、自然とのふれあい、人間らしい生き方ができる場所である。

〇委員長

 とても大切な意見で、かわまちづくりが単にハードだけ作るのかというとそうではなく、情報の発信や共有は、もしかしたらこのかわまちづくりの1つの要素になると思う。この点は、今後検討していく、取り組み方針の中で議論すべきだと思った。

〇委員

 花の生息場所は自然に任せている。種が取れるはずなので、許可が必要になると考えているが、特定の場に種をまき、観光のスポットにもできると思う。

〇委員

 私も散歩をして、四季折々の花を川辺で見ている。花の種類によってはいつ咲くのかわからないものもあるし、情報を発信し、知ってもらうことで、来る人がより楽しめると思う。

〇副委員長

 狛江市では、プロモーションを担当している課はあるか。

〇事務局

 広報部門がありまして、市のツイッター等で情報発信を行っている。

〇副委員長

 情報発信を踏まえてかわまちづくりを行っていくと効果的なため、基本理念ができて広めていくために、情報発信を行っていくと良いと思う。

〇委員

 参考資料2の庁内検討委員会での意見で何もしないという印象が強く感じたとありますが、今日の協議会で思ったことは、自然の保全など余計なことはやらなくて良いと思った。アンケート調査の意見でのんびり過ごしたい要望を取り上げると、駐輪場やトイレ整備、トイレ掃除などは、きちんと手を入れることは必要だと思う。

 

(6)その他

○委員長

 その他特に何もなければ、これをもって会議を閉会する。