1 日時 令和2年12月18日(金曜日)午後7時30分~8時25分
2 場所 あいとぴあセンター 講座室
3 出席者

委員 
狛江市医師会    原章彦(委員長)
狛江市医師会    吉川哲矢
狛江市医師会    青栁和也
狛江市歯科医師会  津江明伸
狛江市歯科医師会    花井浩
狛江市薬剤師会   伊東伸夫(副委員長)
狛江市薬剤師会   山村拓郎
狛江市薬剤師会   大塚洋
健康推進課課長   鈴木弘貴
理事兼安心安全課長 立道雅央

事務局
健康推進課主任   植木さおり
健康推進課主任   木下元貴 
福祉政策課職員

4 欠席者   狛江市歯科医師会  名古屋浩章
5 議題

1.委員長、副委員長の選出について
2.狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会について
3.狛江市避難行動要支援者支援及び福祉避難所設置・運営に関するプラン(平成30年修正)概要版について
4.緊急医療救護所設置訓練について
5.その他
・避難所等における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルについて
・令和2年度総合防災訓練の実施結果について
・避難所のコロナマニュアルについて

6 提出資料 委嘱状
令和2年度第1回狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会次第
資料1 狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会委員名簿
資料2 狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会の設置及び運営に関する要綱
資料3 狛江市災害医療コーディネーター運営規則
資料4 狛江市災害薬事コーディネーター運営規則
資料5 狛江市避難行動要支援者支援及び福祉避難所設置・運営に関するプラン(平成30年修正)概要版
資料6 避難所等における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル(概要)
資料7 令和2年度総合防災訓練の実施結果
資料8 避難所のコロナマニュアル

7 会議の結果            

次第1.委員長、副委員長の選出について 

委員の互選により以下のとおりに決定。 
委員長:原章彦委員、副委員長:伊東伸夫委員

 

次第2.狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会について

(事務局)資料2・3・4について説明。
(委員長)資料2の第3条第2項の「市」というのは、「市役所の業務」ということでよいのか。 
(事務局)その通りである。
(委員長)気になる点があれば、事務局へ連絡していただきたい。

 

次第3.狛江市避難行動要支援者支援及び福祉避難所設置・運営に関するプラン(平成30年修正)概要版について 

(委員長)災害時には、緊急救護所の設置があり、健康推進課が担当する。災害が発生すると、安心安全課が避難所を立ち上げる。避難所の中に福祉避難スペースがあるが、状況によっては、福祉避難所に移動するが、避難行動要支援者支援及び福祉避難所を設置するのが、福祉政策課になる。
福祉政策課職員から資料5に沿って説明。
(委員長)災害医療・薬事コーディネーターは、福祉避難所の中で状態が悪化した人を慈恵第三病院や施設に送る必要があるかどうか等の判断をすることなってくる。特殊な薬を使っている患者さんが福祉避難所にいて、薬がなくなった時にどういう対応をするかについては、薬事コーディネーターが担っていただけるとよい。
(事務局)特に精神障害のある方の薬がきれた場合の対応について災害医療・薬事コーディネーターと連携を取っていきたい。
(委員長)緊密な情報交換が必要である。慈恵第三病院・福祉政策課・狛江市医師会でホットラインを作ろうと福祉政策課が中心となって動いている。ホットラインができたら、医師会と薬事コーディネーターとが連携し、薬の調達がうまくいくとよい。往診や薬の調達などこの委員会を通じて決めて行けるとよい。

 

次第4.緊急医療救護所設置訓練について

(事務局)令和2年度の緊急医療救護所設置訓練の実施予定はないが、MCA無線機を12月に購入したので、通信訓練を狛江市・調布市・慈恵第三病院で実施する予定。緊急医療救護所の環境整備として、災害時備蓄用トリアージタグ1,000枚、傷病者用備蓄毛布100枚、テント4基、折りたたみ式診察台1台を今年度中に購入し、慈恵第三病院の災害対策備蓄倉庫に常設する。備蓄飲料水及び保存食料品(約45人×3日間分)も購入し、慈恵第三病院の4号館3階にある薬剤や医薬品資器材の備蓄庫に保管する。                      (委員長)緊急医療救護所の環境整備はよくなった。MCA無線機で、狛江市・調布市・慈恵第三病院と連絡を取り、その情報を災害医療コーディネーターや薬事コーディネーターがうまく使って、福祉避難所等との連携もできればよい。

 

次第5.その他

(委員)避難所等における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルについて資料6・8に沿って説明。令和2年度総合防災訓練の実施結果につい資料7に沿って説明。 
(委員)コロナの状況の中で避難所が開設されると、収容人数を減らすかと思うが、その対応策はあるか。
(委員)今までの避難所は体育館であったが、前回の台風第19号で校舎を活用したことがきっかけとなり、小中学校の可能なスペースや地域センターや地区センター等のほとんどの公共機関を避難所として使えるようになっている。水害の場合、浸水想定区域にお住いの方が全て避難所に収容するのは無理なので、垂直避難や安全な場所に一時避難していただくよう、周知啓発をしていきたい。水害の場合、狛江市のほとんどが浸水想定区域になってしまうので、調布市内の民間施設や東京都が持っている施設を狛江市民が使えるような取組みを東京都等と調整をしている。
(委員)災害の規模によって、自宅待機して欲しいとか市は広報するのか。
(委員)安心安全通信に掲載したり、今年度防災ガイドを改訂し全戸配布するが、その中にもその内容を盛り込んでいきたい。
(委員長)避難場所にニトリともう一か所できたと聞いているがいかがか。また、災害の場合、コマラジも情報提供等の活用はできるのか。
(委員)ユニディーの駐車場についても協定を結んだが、これは、車で避難する人のための避難場所である。コマラジとは、災害時の協定を結んでいる。前回の東日本台風においてもコマラジにタイムリーな情報を発信してもらったが、今後も、平常時から連携を取って周知啓発に協力していただきたいと思っている。
(委員長)新型コロナウイルス感染症対策マニュアルは、台風19号の際の水害やコロナ対策も折り込んでおり、よく出来ている。総合防災訓練では、今年度導入したSIMフリー端末を利用してラインワークスをやったと書いてあるが、文字情報の共有ができたということか。
(委員)そうである。写真も共有することができ、お試しで実施したが、よかった。
(委員長)文字情報ではなく、画像情報もあると状況がわかりやすいので、画像情報のバージョンアップを期待したいが、今後の展望はいかがか。
(委員)今回導入したばかりなので、問題点を精査して活用していきたい。 
(委員長)今後は、各部署との連絡網の充実が必要である。その情報を災害医療・薬事コーディネーターが適切に対応できればとよいと思う。
(事務局)会議録案をメールや郵送でお送りするので、ご確認をお願いいたしたい。次回の令和2年度第2回狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会は、令和3年2月中旬を予定している。
(委員長)以上で、本日の議題は全て審議を終了する。