備えない防災を実践しよう ~フェーズフリー~
フェーズフリーとは
フェーズフリーとは、災害が起きたときのために特別な準備をする、防災用品を備えておくのではなく、日常的に使っているものを災害時・非常時にも役立てるという考え方です。そのため、「備えない防災」とも呼ばれています。
フェーズフリーの「フェーズ(phase)」とは、日常時・非常時の「区切り」を、「フリー(free)」とは、「区切りがない」という意味を表しています。
防災用品といえば、普段は保管しておき、災害が起きたときに出して使う、というのが従来の一般的な考え方でした。しかしフェーズフリーでは、日常で使っている物や食品などを災害時でもそのまま利用することから、防災用品を購入する場合と比較して、特別な準備やコストを削減することができます。
フェーズフリーの具体例には次のようなものがあります。

- 食品のローリングストック
- キャンプなどに活用するアウトドア用品
- 非常用電源として利用可能な電気自動車
ローリングストックとは
普段食べているものを少し多めに買い置きしておき、賞味期限が近い古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
災害時でも普段から食べ慣れているものを食べられるメリットもあります。
これまで備蓄といえば、賞味期限が5年、10年と長期間の保存食を買い込んでおくことが一般的でした。ですが、いつの間にか期限切れになっていたということも起こりがちです。備蓄していた非常食を、食べないまま捨ててしまった経験を持つ人も多いと思います。日常生活の延長で「普段使っているものを少し多めに買っておく(ローリングストック)」という視点が大切です。
缶詰やレトルト食品など、日常的に使える食べ物を多めに買っておき、「食べる」「買い足す」を繰り返すこと(ローリングストック)で、効率的に無理なく備蓄しましょう。

【参考】
安心安全通信21号(家庭内備蓄 本当に十分ですか?).pdf
安心安全通信24号(災害用・非常用という考え方は古い?).pdf
何をどれだけ備蓄すればいい?
以下のページを参考に、家庭内の備蓄品を検討しましょう。
特に、小さなお子さんがいる家庭、高齢の方や持病がある方のいる家庭などは、各家庭の事情に合わせたものもしっかり準備しておきましょう。
また、防災ミニアプリからは、家族人数や構成を登録することで、一般的な備蓄品の必要量を簡単に調べることができます。


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