平成30年度市民協働事業提案制度審査の結果、平成31年度に市と協働で行う事業が選ばれました。

平成30年度市民協働事業提案制度について、市民提案型市民協働事業の公開プレゼンテーション・審査会を平成30年7月28日に開催しました。当日は、狛江市市民参加と市民協働に関する審議会委員が審査委員を務め、審査状況は8月22日に開催された第3回狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に報告・審議されました。また、行政提案型市民協働事業は平成30年12月11日に審査会を開催し、同じく審議会委員が審査委員を務めました。審査状況は同日に開催された第5回狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に報告・審議されました。
審議会におけるそれぞれの審議結果を踏まえ、市において平成31年度協働事業を決定しました。

提案事業:審議の結果

●行政提案型市民協働事業 2件

募集テーマ 事業名 提案団体(事業実施団体) 担当部署 審議会の結論 市の判断
子ども向け平和祈念事業案内リーフレットの作成 子ども向け平和祈念事業案内リーフレットの作成 しゅしゅっとデザインの会 政策室 本事業については、作成の目的やターゲットを明確にするとともに、リーフレットをただ配布するだけではなく、リーフレットを使って子ども達に平和を伝えるための企画の検討も行っていただきたい。また、具体的な企画内容の提示を行っていただくとともに、単なる委託事業とならないよう、子ども達にわかりやすく親しみやすいものとなるよう行政と団体とで協働していただきたい。予算面については、枚数の再検討や相見積をとることで精査をお願いしたい。また、ホームページを活用するなど、リーフレットの内容を広く伝えられるよう工夫いただきたい。 市と協働で実施する団体として決定します。
出生届記念品等の作成 出生届記念品等の作成 一般財団法人狛江市文化振興事業団 市民課 本事業については、狛江らしい絵手紙の記念台紙を贈ることで、狛江を「わたしのふるさと」と認識することができ、地域社会の発展に寄与するものと考える。今回は出生届に対する事業提案だったが、今後、「絵手紙」を活用した別の企画へ発展することも期待したい。団体については、これまでの実績から実施能力は高いと感じる。企画にあたっては、行政側と提案団体側とで調整を行うことで、より多くの方に満足いただけるものへとブラッシュアップしていただきたい。なお、予算面については、枚数の再検討や相見積をとることで精査をお願いしたい。 市と協働で実施する団体として決定します。


 ●市民提案型市民協働事業 2件

事業名 提案団体(事業実施団体) 担当部署 審議会の結論 市の判断
障がいがある人もない人もバリアフリー着物を通じた日本伝統文化伝承とパラリンピック応援にチャレンジ 元気なパラリンピック応援団 in こまえ 政策室 本事業については、日本の伝統文化の継承という視点から考えると、大変魅力的な内容であると感じる。しかしながら、地域社会の発展や課題への貢献度といった視点や、事業への参加者枠が少ないなど、公益性の点に課題が見られる。団体の能力については、これまでの実績から実施能力や今後の発展性は高いため、公益性をあげられるような視点をとり入れるようにするほか、収支について、事業内容を具体的にすることで金額も明確にしていただきたい。 実施にあたっては課題があるため、事業内容の見直しを行うことを条件に、市と協働で実施する団体として決定いたします。
一生に一度、アジア初ラグビーワールドカップ2019を、プロラグビー選手のルール解説と共にパブリックビューイングで観戦しよう!! 狛江市ラグビーフットボール協会 政策室 本事業については、多くの市民が楽しむことができ、地域のつながりを醸成する点においても素晴らしいと感じる。地域社会の発展や課題への貢献度について、もう少し検討をお願いしたい。団体については、これまでの実績から実施能力は高いと感じる。しかしながら、収支予算は不明確な部分が多く、講師・歌手謝礼金、保険料の明確化が重要である。その際、公益性・公平性の点から、協賛金や寄付の活用、効果的な実施方法などの方策を検討願いたい。団体の発展性としては、今回の事業目的である「パブリックビューイングの開催」を行った後、今後どのように団体として活動していくかを明確にしておいていただきたい。 実施にあたっては課題があるため、事業内容の見直しを行うことを条件に、市と協働で実施する団体として決定いたします。