1 開催日時

令和5年2月7日(木曜日) 午後6時30分~8時00分

2 開催場所

狛江市防災センター3階 302・303会議室

3 出席者

【委員】
早稲田大学社会科学部教授:卯月 盛夫
狛江南口地区まちづくり協議会:中川 裕美子
元和泉一丁目町会:栗山 和美
駄倉町会:谷田部 高史
狛江市商工会:佐藤 高志
小田急SCディベロップメント:山口 巧
泉龍寺:菅原 昭英
エコルマ区分所有者会:吉村 政彦
狛江市文化振興事業団:石森 準一
まちづくり推進課:松野 貴洋
道路交通課:遠藤 克哉
整備課:遠藤 慎二
地域活性課:矢野 裕之

【事務局】
企画財政部長:高橋
企画財政部未来戦略室:銀林、田代

【コンサルタント】
(株)都市環境計画研究所:太田、海老原、森井

4 欠席者

狛江駅周辺のまちづくりを考える会:石井 久雄
狛江駅北口商工振興会:沼倉 健一
狛江駅前親栄会:名古屋 奨

5 傍聴者

なし

6 議事内容

(1)狛江駅周辺エリア 道路利活用方針(案)
(2)今後の流れについて

7 配布資料

資料1 第5回狛江駅周辺の快適な歩行空間の創出に向けた官民連携協議会議事概要(案)
資料2 第6回狛江駅周辺の快適な歩行空間の創出に向けた官民連携協議会 説明資料

8 会議の結果

(1)狛江駅周辺エリア道路利活用方針(案)

  • 歩行者専用道路はおしチャリは義務付ける、自転車歩行車専用道路はおしチャリを推奨するということだが、整備後は自転車に乗っている人から見ればどこから押してどこがゆっくり走れるかを判断することが難しいと思う。(委員)
  • 改札前に歩行者優先と書いてあっても自転車に乗ったままの人も多い。曖昧だと乗ってしまう方が多いように思う。(委員)
  • 時間によっては自転車で走ってもいいと思う人もいるかもしれない。ルールや定義がもう少し分かり易くなるといい。(委員)
  • 歩行者専用と自転車歩行者専用を区別するのが非常に難しい。歩行者専用の部分は色分けでもあれば分かるかもしれない。(委員)
  • エコルマ側道の一番右側に駐輪場をつくると、歩行者専用道路だとしても(改札側から)自転車に乗ってきてしまう人がでてくると思う。歩行者専用道路だとはっきりわかるポールなどの設置が必要。(委員)
  • 現在、「おしチャリでお願いします」と小さい字で書いてあるが、他の手も考えないと上手くいかないと思う。(委員)
  • 歩行者専用道路を自転車に乗って走ったら捕まるのか。(委員)
  • 道路法に基づくということは、道路交通法としての規制ではないということか。(委員)
    今回は警察と協議し、警察は道路交通法の規制ではできないという回答なので、道路法に基づいて道路管理者で規制をかけることになる。道路監視員が道路法の規制に基づいて指導することはできる。(道路交通課)
  • 自転車で乗っていることを注意した時は、罰金は発生しないのか。(委員)
    現在、市は過料をとっていない。(道路交通課)
  • おしチャリは推奨なのか、義務なのかを舗装等で区別やサインをして、もう少し皆さんに伝わるように考えていただきたい。(委員)
  • 自転車で通っていた人が乗ったまま通れなくなるということに、自転車に乗る人の立場や視点を踏まえ、よく考えた方がいいと思う。(委員)
  • 駐輪場の位置が重要になってくると思う。社会実験を行ったのだから、その結果を活かしてほしい。(委員)
  • エコルマ側道は緊急自動車が入れるのか。駐輪場は邪魔にならないような所に新規で設置するということか。(委員)
    緊急自動車が入れるように、駐輪場は邪魔にならない形で設置する予定である。(道路交通課)
  • 災害時等のことは考えているか。(委員)
    災害時等の対応の詳細はまだ検討できていない。駅前なので電車が止まった時は人が滞留するので防災担当者と相談しながら対応をしていきたい。(事務局)
  • 災害の場合、今工事をしようとしているエリアだけで済む問題ではない。駅前広場やその他の細い道を含めて考える必要がある。(委員)
  • イベント用の電源が有事の際は使えるか検討が必要と思う。(委員)
  • 泉の森会館の前の蛇行線形は、舗装で蛇行線形を表すだけで速度は落とせるのか。(委員)
    滞留部分にベンチやテーブルを置いていくことになり、自転車からみれば障害物的な物が置かれるということになる。(事務局)
     

(2)今後の流れについて

  • 道路管理者が占用者の公募をするかどうかによるので、まちづくり法人をつくっても、意味がないと思う。まずは公募についてどう考えていくかだと思う。(委員)
    公募占用制度を使えば20年だが、今回は使わないで最長でも5年という形でスタートすることを考えている。(道路交通課)
  • 都市再生推進法人になるとどういうメリットがあるか。(委員)
    ほこみちとか駅周辺とか改修するにあたって都市再生整備計画で補助金をもらえたりする。まちづくりは行政だけでは厳しく、地域の方たちに活躍してもらおうというのがあり、それが都市再生推進法人となる。都市再生整備計画を行政に代わって提案でき、こういうまちにしようという目的があり、都市再生推進法人が補助をもらいながらやることができる。(まちづくり推進課)
  • 地域まちづくり法人も都市再生整備計画の範囲で考えていいのか。(委員)
    都市再生推進法人で位置付けられたあかつきには、今回のほこみちの範囲だけではなくて少し広がりのある範囲で、まちづくりの事業を展開することを考えていきたい。今の枠組みは都市再生推進法人ではなく、あくまで今回整備する範囲の管理運営を行う法人を立ち上げる仕組みになっている。将来的に都市再生推進法人に指定され、色々なまちづくりの事業を展開していくことは狙っていくべきかと思う。(まちづくり推進課)
  • 地域まちづくり法人は、財団ですか、社団ですか。(委員)
    一般社団法人を想定している。(事務局)
  • 行政の仕事の一部を外部に委託するというイメージで考えていいか。(委員)
    一面ではそういうのはある。今やっている市の業務を委託するだけではなく、あくまで市とは独立した別の組織の団体となる。その団体として運用・運営していけるよう市からの委託だけではなくて、法人としての事業展開・事業計画は必要となると思う。(事務局)
  • 法人を作ったとき、法人を行政が行っているなら完全に公的なものと市民は認識すると思う。任意の法人、株式会社にしても独特な利権のようなものが発生するかと思うので、そのあたりを考える必要はないかだろうか。(委員)
    本来、道路の使い方や公共空間を使う中で、民間の力を使ってにぎわいを作っていくという点では地域まちづくり法人も公共性は帯びてくると思う。完全に公共ではなく準公共の意味になるかと思う。公共の部分である駅前で道路の管理運営をして、公共は当然必要となる。そのために想定しているのは法人といっても完全に準民間ではなく、市が一定のお金を出し、ハンドリングできる組織を考えている。(事務局)
  • 事例をみると、公園等を使って、もう少し儲けていいとなるので公共性が高くなる。市の協力は必要だが、どのようなイベントにするか、新しい販促など考える能力は必ずしも市に全部あるわけではない。民間が考えて今回のイベントもそうだが、体制を計画するために法人化にしておきたいということだと思う。(委員)
  • まちづくり法人の意義は、100%公ではなく100%民でもなく、公の良さと民の良さの良いとこ取りができること。きちんと関心をもって関わっていくことが大切だと思う。今回のメンバーだけでなく、色々な方に関心をもっていただくことで、良いとこ取りができる組織に作っていくことが重要だと思う。(委員)
  • 日本にはいくつか事例があるので、勉強しながら、参考になるところを見に行くことなど、具体的に動き始めていけたらと思う。(委員)
  • マルシェの工事で道路を使ったりするか。(委員)
    壁面を一部取り壊しするので、その際は道路占用をし、通行の影響をなるべく最小限に抑えられるような時間帯等の工夫もする。(委員)
  • 第一期の工事でエコルマ側道と南北通路の工事計画はいつ頃から始まるのか。また、来年3月までの場、住民はエコルマ側道や南北通路の使用は規制されるのか。(委員)
    工事に入ってからの施工帯の設定の仕方については、今後具体的に決まってくる。駅周辺になるので、駅利用者の方は当然いらっしゃる。あとエコルマ等の商店を利用する方もいるので、ご迷惑をかけないよう進めていきたい。(整備課)
  • 地域まちづくり法人に、どういった人たちが参加をするのか。管理委託とあるが、占用をお願いし、市が認めたところに対して市がまた管理委託をお願いするというのは、違うのでないか。(委員)
    まず、道路占用する側に管理を徹底させることは当然あり、維持管理を含めた占用ということで、占用と管理運営はセットになる。地域まちづくり法人の構成については、市としてどれほど関わるかや地域まちづくり法人にどのような性質を出すか、市で考えたうえで結論は出したい。(事務局)