1 開催日時

令和4年6月22日(水曜日)午後6時30分~午後8時30分

2 開催場所

狛江市防災センター402・403会議室

3 出席者

【委員】
早稲田大学社会科学部教授:卯月 盛夫(会長)
狛江駅周辺のまちづくりを考える会:石井 久雄(副会長)
狛江南口地区再開発協議会:中川 裕美子
元和泉一丁目町会:栗山 和美
狛江市商工会:佐藤高志(代理:繁平 光伯)
狛江駅北口商工振興会:沼倉 健一
狛江駅前親栄会:名古屋 奨
小田急SCディベロップメント:山口 巧
泉龍寺:菅原 昭英
エコルマ区分所有者会:吉村 政彦
狛江市文化振興事業団:石森 準一
まちづくり推進課:松野 貴洋
道路交通課:遠藤 克哉
整備課:遠藤 慎二
地域活性課:矢野 裕之

【事務局】企画財政部長:高橋、企画財政部未来戦略室:銀林、田代

【コンサルタント】株式会社都市環境計画研究所:太田、森井、青木

4 欠席者

駄倉町会:谷田部 高史

5 傍聴者

2名

6 議事内容

1.挨拶
2.自己紹介
3.会長の選出
 委員の互選により会長は卯月 盛夫氏に決定した。
4.副会長の指名
 会長の指名により副会長は石井 久雄氏に決定した。
5.議事
(1)協議会の主旨
(2)狛江駅周辺の現況・課題の整理
(3)進め方について
 コンサルタントより、協議会の主旨、現況・課題、進め方について説明を行った。

7 配布資料

(1)狛江駅周辺の快適な歩行空間の創出に向けた官民連携協議会の設置及び運用に関する要綱
(2)官民連携協議会委員名簿
(3)1回狛江駅周辺の快適な歩行空間の創出に向けた官民連携協議会資料

8 会議の結果

【駅周辺全体】

  • 駅周辺で自転車や車に乗っていると、非常に危険な時がある。歩行者や自転車のルールがなく、バス停前は人と自転車が混在している。区分けするなどのルールが必要。(委員)
  • 特に夏場は、日陰を歩こうと側道の歩道を歩かず反対側を歩いている人が多い。歩道が日陰となればきちんと歩道を歩いてくれるのではないか。(委員)
  • 歩行者専用とする場合には警察や消防との協議が必要。側道に面した店舗もあるので、荷捌きを駐車場だけでできることや、部分的に車両が進入できる交通規制を設けられればできるようにも思う。(道路交通課長)
  • 点字ブロックが上手く片側に寄せるなどして、広く歩道上の活用スペースを確保できると良い。(委員)
  • 道路は車両が優先される形でつくられた経緯があるが、今は、歩行者優先の流れもある。歩行者と自転車の共存の問題、ルールづくりなどもある。皆の合意形成ができれば色々改善していける部分もあると思う。(道路交通課長)

【社会実験】

  • 人流については、社会実験の前後で調査・比較してみると効果がより分かると思う。(会長)
  • 社会実験では、警察の許可をとらなくてもできること、簡単なことを長期にやってみるということもあるだろう。(会長)

【駅周辺商店】

  • 駅周辺に出店できる店舗が少なく、地域のお店が出店しやすい場所があるといい。(委員)
  • 南口は小さい商店がたくさんあり、搬入するトラックがたくさんある。搬入する側の立場からすると、搬入場所の確保もしていただきたい。(委員)
  • 商店会としては、キッチンカーなどが出ると利益を持っていかれると懸念する人もいるが、人がたくさん集まることで商店も実際に潤う。また、イベント後に地域のお店に流れるなどの効果もあり得るかと思う。(委員)
  • マルシェの南側については、テナントとの契約などもあり、今すぐに手を入れられる状態ではない。しかし、決して今のままでは良いとは考えていない。(委員)
  • 側道に面して商売や仕事をしている人がいないなかで決めてしまうと、迷惑をかける恐れもあるので、利害関係者をどのように巻き込んでいくかが必要。(委員)
  • 商工会として、北口の商店会からは何かイベントしていくときには協力していただける意思はいただいている。実験的にオープンテラスをやった時の利用者数や現状の能力の確認などは必要かと考えている。(委員)

【エコルマ前側道】

  • マルシェの荷捌き駐車場への車両の進入を現在の一方通行と逆向きで入れるようにすれば、マルシェとエコルマの間の側道は歩行者専用に変えて、イベントもできる広いエリアを確保でき、面白いことができるように思う。(委員)
  • 交通の危険性を考慮すれば、いっそのこと車を止めて歩行者専用にすれば、歩きやすさが出てくるだろう。しかし、エコルマと高架の高い建物があり、少し狭く感じられる。もう少し空間を広げることも考えられるとよい。(委員)
  • 側道とエコルマとの境の段差のどのように処理するかが気になる。(会長)
  • 段差の解消は課題としている。市と小田急で今後の協議と考えている。(委員)
  • 今の小田急マルシェは壁となっている。改修で上手く壁をなくしていただけるとありがたい。(委員)

【南側側道】

  • マルシェのATMから側道への出入口は、視界が悪く、人の飛び出しが非常に危険。(委員)
  • ATM前の側道は、市で実証実験として側道にハンプを設けるなど、車両の速度抑制を行っている。設置個所の拡大となれば、費用の問題、住民との議論、交通管理者との協議などが必要となってくる。(道路交通課長)
  • ここで予算の話をされると、この協議会で議論する意味が分からなくなる。(委員)
  • 市としてこの協議会に議論をお願いしている。それを受けての予算措置に関しては、事務局として責任を持って対応する。(事務局)
  • 南口の駅前の商店街の前の道が広くなっている部分は、昔はアーケードにする計画もあった。小田急さんも道に面して店を出してくれるとか、車道の位置をずらして居心地の良い道にできないかと思う。(委員)

【泉の森前側道】

  • 北側ロータリーから泉の森会館へ抜ける側道は、自転車がスピードを出して危険。安全対策を考えていただきたい。また、夜は暗く防犯カメラがないなど、防犯の面も検討していただきたい。(委員)
  • 道路上にコンテナみたいなものでいいし、地域の産業、商業に役立つ場があると良い。泉の森会館に繋がる側道には1店舗しかなく、商店の繋がりがほしいところ。(委員)

【北口ロータリー】

  • 雨天時の送迎用車両によるロータリー周辺での渋滞が問題となっている。(委員)
  • 噴水ステージでのイベントでは歩行者動線が確保できていない。使い方をきちんと考えておくことが必要。(委員)

【南口ロータリー】

  • 南口ロータリーの交通島は、以前、駐輪場だったかと思う。交通島を二輪車駐車スペースなどとして活用できないか。(委員)
  • 泉の森と南口ロータリーを結ぶ南北通路を、中からお店を利用できるようにし、出店展示などして利活用をすればよいのではないか。(委員)
  • 南口ロータリーはキッチンカーも止めやすい場所だと思う。(委員)
  • 南口ロータリーのバス本数は少ないので、バスを止めずともイベントをできるように時間を区切るなどはできないだろうか。(委員)
  • 以前、交通島への横断歩道の設置を警察と協議したが、難しいとの回答だった。(道路交通課長)

【北口駅前広場】

  • 駅前広場での利用者のマナー(ボール遊びなど)も問題になっている。(委員)