令和元年東日本台風では、避難情報発令前に避難する方のために自主避難所を段階的に開設し、避難所として指定していない市役所本庁舎や学校の校舎を開放する等の対応をとりました。
平成30年7月豪雨や令和元年房総半島台風等の経験から、多くの方が避難行動をとり、12か所の避難所へ約4,000名の方が避難されました。しかし、一部の避難所では避難者が集中し、受け入れが困難となり、避難施設の確保が課題となりました。

今後の方針として、多摩川洪水時に浸水の恐れがある小中学校等も、想定最大浸水深(※)に基づき、利用可能階数を施設ごとに設定し、校舎の上階を避難所として指定することとなりました。

狛江市では、今後「狛江市洪水ハザードマップ」の改訂を実施し、新たに指定された避難所等の情報の更新を行います。

 

一覧は「安心安全通信 Vol.12(令和2年3月発行)」に掲載しています。

※想定最大浸水深とは…多摩川がはん濫した場合に、最大でどのあたりの高さまで浸水する恐れがあるかを示したもの