平成23年、猪方三丁目の宅地造成にともなう発掘調査で、猪方小川塚古墳の横穴式石室(よこあなしきせきしつ)が発見されました。調査前の段階で、墳丘はほとんど削られており、古墳の端の一部だけが残っているものと想定されました。ところが、発掘調査を行うと、市内ではまだ確認されていなかった横穴式石室が発見されました。
 これまで狛江古墳群の築造年代は、5世紀半ばから6世紀半ばと考えられてきましたが、猪方小川塚古墳は7世紀半ばに築造されたものと想定されます。猪方小川塚古墳の発見は、狛江における古墳の築造年代等の再検討を促す新たな発見でした。

横穴式石室と古墳周溝