令和7年10月1日号5面(1423号)
令和6年度決算の概要
市民の皆さんに納めていただいた税金等を使って、どのように市の財政を運営しているのか、令和6年度決算の概要と主な事業をお知らせします。
歳入の特徴
市税は、定額減税の影響で、前年度比で減となりました。一方で、普通交付税や各種交付金が伸びたため、結果として経常一般財源で過去最大となりました。
歳出の特徴
前期基本計画の最終年度として、「ともに創る 文化育むまち ~水と緑の狛江~」を実現するため、各事業を実施し、予算を執行しました。
普通会計の歳出総額は、前年度比5.6%増の363億6,570万6千円となりました。
詳細は「財政のあらまし(令和6年度決算)」をご覧ください。財政課にて1部140円で頒布する他、市ホームページからもご覧になれます。
各会計 決算の状況
会計名/区分 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 歳入歳出差引額 | |
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一般会計 | 379億3,811万6千円 | 364億1,985万4千円 | 15億1,826万2千円 | |
特別会計合計 | 179億2,569万4千円 | 175億6,636万8千円 | 3億5,932万6千円 | |
国民健康保険特別会計 | 76億3,497万3千円 | 75億2,063万2千円 | 1億1,434万1千円 | |
後期高齢者医療特別会計 | 24億677万3千円 | 24億495万円 | 182万3千円 | |
介護保険特別会計 | 78億2,112万1千円 | 75億8,563万円 | 2億3,549万1千円 | |
駐車場事業特別会計 | 6,282万7千円 | 5,515万6千円 | 767万1千円 | |
合計 | 558億6,381万円 | 539億8,622万2千円 | 18億7,758万8千円 |
公営企業会計 | 純利益または(△)純損失 | 経常利益または(△)経常損失 | 累積利益剰余金または(△)欠損金 |
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下水道事業会計 | 1億4,425万円 | 1億4,421万9千円 | 2億9,651万7千円 |
令和6年度に実施した主な事業
にぎわい・憩い・集う 狛江の顔をリニューアル
令和5年度から開始した狛江駅北口周辺の歩道の改修工事が完成し、一部を歩行者利便増進道路(ほこみち)として指定しました。居心地の良い滞留空間を創出したほか、キッチンカーの設置やイベントの開催で、狛江駅前ににぎわいが生まれました。
安心して住み続けられるまちづくり
- 都内一安全で安心なまちを実現
住宅等防犯対策補助金、町会・自治会等への防犯カメラ設置費等補助、市設置カメラ増設等の防犯施策により、令和6年中の人口千人当たりの刑法犯認知件数が、都内49区市中最も少ないまちとなりました。 - 多摩川決壊から50年
関係機関や災害時応援協定締結事業所等と連携し、大規模な劇場型水防訓練を実施しました。また、決壊から50年という節目に、多摩川決壊の碑をリニューアルしました。
障がいのある方やその家族が、安心して暮らし続けるために
地域における相談支援の中核的な役割を担う機関として、障がい者基幹相談支援センターを開設しました。
誰もが安心して、子どもを産み育てられるまちを目指して
こども家庭センターを開設し、新たにプレコンセプションケア事業の実施や、伴走型相談支援の強化など支援の拡充を図り、妊娠期から子育て期の切れ目ない支援体制を強化しました。
「みんながつながる、遊びと憩いのコミュニティパーク」オープンに向けて
(仮称)駒井公園整備基本計画に基づき、令和8年度の一部オープンに向けて、用地取得などを行いました。
※出典:(仮称)駒井公園整備基本計画(令和6年3月)
「かわ」と「まち」が有する資源、魅力を活かしたにぎわいを創出
多摩川を活用した一層のにぎわいづくりのため、水辺のアクティビティ等多様なプログラムを含む狛江・和泉多摩川かわまちづくり社会実験を実施しました。
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財政課
登録日: 2025年10月1日 /
更新日: 2025年10月1日