令和6年度決算の概要

 市民の皆さんに納めていただいた税金等を使って、どのように市の財政を運営しているのか、令和6年度決算の概要と主な事業をお知らせします。

歳入の特徴

 市税は、定額減税の影響で、前年度比で減となりました。一方で、普通交付税や各種交付金が伸びたため、結果として経常一般財源で過去最大となりました。

歳出の特徴

 前期基本計画の最終年度として、「ともに創る 文化育むまち ~水と緑の狛江~」を実現するため、各事業を実施し、予算を執行しました。
 普通会計の歳出総額は、前年度比5.6%増の363億6,570万6千円となりました。
 詳細は「財政のあらまし(令和6年度決算)」をご覧ください。財政課にて1部140円で頒布する他、市ホームページからもご覧になれます。

各会計 決算の状況

会計名/区分 歳入決算額   歳出決算額 歳入歳出差引額
一般会計    379億3,811万6千円 364億1,985万4千円 15億1,826万2千円
特別会計合計    179億2,569万4千円 175億6,636万8千円 3億5,932万6千円
     国民健康保険特別会計 76億3,497万3千円  75億2,063万2千円  1億1,434万1千円
後期高齢者医療特別会計 24億677万3千円  24億495万円  182万3千円
介護保険特別会計 78億2,112万1千円   75億8,563万円 2億3,549万1千円
駐車場事業特別会計 6,282万7千円   5,515万6千円 767万1千円
  合計 558億6,381万円   539億8,622万2千円 18億7,758万8千円
公営企業会計  純利益または(△)純損失   経常利益または(△)経常損失 累積利益剰余金または(△)欠損金
下水道事業会計   1億4,425万円 1億4,421万9千円  2億9,651万7千円

 

令和6年度に実施した主な事業

にぎわい・憩い・集う 狛江の顔をリニューアル

 令和5年度から開始した狛江駅北口周辺の歩道の改修工事が完成し、一部を歩行者利便増進道路(ほこみち)として指定しました。居心地の良い滞留空間を創出したほか、キッチンカーの設置やイベントの開催で、狛江駅前ににぎわいが生まれました。

安心して住み続けられるまちづくり
  • 都内一安全で安心なまちを実現
     住宅等防犯対策補助金、町会・自治会等への防犯カメラ設置費等補助、市設置カメラ増設等の防犯施策により、令和6年中の人口千人当たりの刑法犯認知件数が、都内49区市中最も少ないまちとなりました。
  • 多摩川決壊から50年
     関係機関や災害時応援協定締結事業所等と連携し、大規模な劇場型水防訓練を実施しました。また、決壊から50年という節目に、多摩川決壊の碑をリニューアルしました。
障がいのある方やその家族が、安心して暮らし続けるために

 地域における相談支援の中核的な役割を担う機関として、障がい者基幹相談支援センターを開設しました。

誰もが安心して、子どもを産み育てられるまちを目指して

 こども家庭センターを開設し、新たにプレコンセプションケア事業の実施や、伴走型相談支援の強化など支援の拡充を図り、妊娠期から子育て期の切れ目ない支援体制を強化しました。

「みんながつながる、遊びと憩いのコミュニティパーク」オープンに向けて

 (仮称)駒井公園整備基本計画に基づき、令和8年度の一部オープンに向けて、用地取得などを行いました。
※出典:(仮称)駒井公園整備基本計画(令和6年3月)

「かわ」と「まち」が有する資源、魅力を活かしたにぎわいを創出

 多摩川を活用した一層のにぎわいづくりのため、水辺のアクティビティ等多様なプログラムを含む狛江・和泉多摩川かわまちづくり社会実験を実施しました。

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財政課