1 日時

令和6年 10 月 28 日(月曜日)午後 6 時 00 分から午後 7 時 30 分まで

2 場所

狛江市役所第一委員会室

3 出席者

卯月委員長、浅野副委員長、加藤委員、福田委員、絹山委員、猪熊委員、 繁平委員、小森委員

竹之下まちづくり推進担当理事、岩渕まちづくり推進課長、 萩原まちづくり推進課主幹、齊藤主査、吉岡主事、石本主事

4   欠席者

寺内委員、井上副委員長

5 議題

地区まちづくり協議会等の活動状況について (狛江駅南口地区まちづくり協議会、喜多見駅狛江市側周辺まちづくり協議会)

事務局:現在、副委員長が不在となっているため、狛江市まちづくり委員会運営規則第3条の規定により委員の互選によって決めることとなっております。どなたか御推薦いただけますでしょうか。

委 員:浅野委員を推薦したいですがいかかでしょうか。

【一同異議なし】 

事務局:それでは、副委員長は、浅野委員にお願いしたいと思います。これ以降の進行は、委員長にお願いしたいと思います。それでは委員長御願いします。

委員長:それでは、第 91 回狛江市まちづくり委員会を始めます。狛江市まちづくり委員会運営規則第4条第2項の規定に基づき、委員会は委員の半数以上の出席がなければ開くことができませんが、本日は10名のうち、8名出席しておりますので、要件を満たしております。本日は、狛江市まちづくり条例第9条第5号に基づき、地区まちづくり協議会等の活動状況について、南口については概要の説明の後、意見交換 を行い、喜多見については報告を致します。それでは、事務局から説明を御願いいたします。

事務局:狛江駅南口地区まちづくり協議会は、今後、狛江市まちづくり条例第15条に規定する地区まちづくり構想の提案をされる予定としていることから、概要を説明します。 

(事務局から狛江駅南口地区まちづくり協議会の概要説明)

委員長:それでは、南口について意見交換を致します。始めに、狛江市の仕組みを説明しますと、市民、事業者及び市の協働による望ましいまちづくりを計画的に推進する ことを目的とし、狛江市まちづくり条例は策定されており、行政が都市計画を進める前に住民が自ら勉強し、行政と意見を出し合いながら、その地区のまちづくりの 計画(構想)を作成出来るなど、住民参加のまちづくりを推進する仕組みがあります。狛江駅南口地区まちづくり協議会は、狛江駅前の広い範囲が対象であるため、構想Aでは、協議会は地域に住んでいる方々に、協議会が作成した目指す街の形を 認知していただくような活動を行っています。

委 員:狛江駅前の広い範囲が対象であるということですが、地区まちづくり協議会のメンバーはどういった人で構成されていますか。

事務局:協議会の構成メンバーは、主に地区の住民となっております。 

委員長:協議会の構成メンバーは地区住民が過半である等決まりがありますが、これまで、メンバーが狛江駅南口近辺に偏っているのではないか、商店街の後背地の住民 も入れて全体計画を作るべきであるという指摘をしてきています。 

委 員:構想Aと構想Bの違いは何でしょうか。

委員長:構想Aは地区の現状と課題を整理し、全体的な方向性を決め、構想Bは地区の中 をゾーンに分け、ゾーン別に詳細な検討をするものです。協議会が構想Aや構想Bを作る上で行う事前の地道な活動により、その後に行う民間事業や行政事業の際の住民合意や都市計画も円滑に進むことがあります。

委 員:北口再開発との関連性はありますか。

委員長:狛江市都市計画マスタープランでも、駅北口と南口の課題等が列挙されているので、北口と南口の関連性は大変重要です。 

委 員:高さ制限といった規制は無視して構想を作ることは出来るのでしょうか。南口の住民を中心に作った案は、市全体から全体最適を考えた意見が入ってきた際、頓挫してしまうのではないかと思います。 

委員長:高さ制限を無視して、駅前に高い建物を建てながら、空地を活用し、広場や子どもの遊び場、賑わいなどを出す方向で提案が出てくることもあります。しかし、協議会は専門家の意見を聞きながら、事業性の高い計画を練っていますが、周辺の住民からは反対が出る可能性があります。市も慎重に都市計画マスタープランを具現化することを並行して進め、協議会は、市民の意見とはかけ離れないように合意をしながら構想Aと構想Bを進めて欲しいと思っています。

委 員:大規模住宅が建つと、小学校や幼稚園、病院も含めて不足するのではないでしょうか。また、このような意見でも良いのでしょうか。

委 員:このように委員会から意見・指摘があった場合、協議会に再考してもらうことは可能でしょうか。また、高い建物を建てることはおかしいという指摘はできますか。 

委員長:委員会は、しっかり意見を出し、これに対し協議会には再考していただく流れです。委員会では今後の方向性を示すことが大切です。高さについては、勉強会や議論、賛同を増やすよう要望することはできますが、委員会が高い建物を建てること がおかしいという結論を出すことや、事業性に踏み込むことは難しく、高さに対して一方的な反対はできません。他に意見はありますか。

委 員:東京は特殊ですが、全国的にも持続性のあるまちづくり、身の丈にあったまちづりや防災のことも考え、次の世代に負荷をかけないまちづくりが大切だと思います。 

委員長:他に意見はありますか。無いようですので、意見交換を終了します。次に喜多見 駅狛江市側改札口周辺まちづくり協議会について、事務局から報告をお願いします。

事務局:喜多見駅狛江市側改札口周辺まちづくり協議会については、今年度、構想作成支援の助成金を活用し、構想の作成をしており、今後、市民フォーラムを行う予定となっております。 

委員長:報告をありがとうございます。以上で、第 91 回のまちづくり委員会を終了します。