1 日時

令和2年10月21日(水曜日) 午後7時~8時32分

2 場所   狛江市防災センター303会議室
3 出席者

委員:奥村隆一、島本和彦、松崎学、平川亮二、深谷慎子、内海貴美、宍戸泉、篠宮悠子、石田琢智、西智子、伊東達夫、伊藤秀親、森早矢香

事務局:政策室長 冨田泰、政策室市民協働推進担当 馬場麻衣子、高橋健太朗

傍聴者1名

4 欠席者

委員:大塚隆人、野口潔人

5 提出資料 前回会議録 

資料1 市民協働事業提案制度【市民提案型】答申

資料2 平成31年度市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価と提言について(案)

資料3 市民参加と市民協働の今後の推進・改善に関する事項(市民参加) 

資料4 市民フォーラムについて

6 会議の結果
  1.開会

(1)配布資料の確認

2.議題

(1)市民協働事業提案制度【市民提案型】答申の報告

-資料1に基づき、事務局から説明-

・審議会よりいただいた答申どおり市としても採択し、次年度に向けて進めていただいている。

・行政提案型市民協働事業については、今年度申請はなかった。

 

(2)市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価について

-資料2・3に基づき、事務局から説明-

・提言については、条例・制度等の検証に繋げる形で、参加・協働それぞれに焦点を充てる形とし、今回は「参加」、次回は「協働」について御意見をいただき、まとめる形としたい。

(会長)今回の提案については大きく3つのことがある。1つ目は、審議会の公募市民委員の確保やパブリックコメント等の市民参加手法の課題で、このあたりについては、異なる世代や分野等のターゲットなどに直接働きかける仕組みなどを検討、工夫し、市政への関心を持つ機会に繋げてほしいというもの。2つ目については、私は横浜市民だが、市民の立場で市が何を行っているのかよく分かっていないというところもあり、そもそも積極的に参加する手前として、行政からの積極的な働きかけも重要かと思う。関心を持つ手前として、市がどんなことを行っているかということを知る機会や工夫というのは重要かなと思う。そして、3点目が新型コロナウイルス感染症の関係で、いわゆるニューノーマル、新常態という状態で、なかなか判断が尽きかねるというか、大きく2つの構え方があって、1つはwithコロナがそうで、既に今あるコロナの状態が終わってしまえば、また元の状況に戻るということで、今だけ耐えしのげばよいのでという感じである。もう一つが特に企業などは承知だが、ポストコロナの発想である。コロナというのは、新しい生活環境の始まりで、後1年、2年経てばワクチンも出てきて、一定の程度に収まったら恐らく弱毒化されて、通常の季節性のインフルエンザのようになっていくのではないかと言われている。ただ一方で、ウイルス自体はコントロールできたとしても、新型のウイルスがまた出てくるということも十分考えられる。そのような状況になっても、フィジカルディスタンス等を保てるような行政活動も大事だと思うが、市民参加のやり方をどうしていくかはとても重要かなと個人的には思う。

このあたりは皆さんにぜひこんなことを入れてほしいということを、あくまでもたたき台なので発言していただきたい。

(委員)文言の質問だが、最後に「この機会を契機として、市民参加の低い世代への参加にも繋げていただきたい」とあるが、「市民参加の低い世代」とは年齢のことか。

(事務局)結果的に年齢の低い世代になるが、市民参加が進んでいない層ということを意図しているが、分かりにくい表現なので整理する。

(委員)年代が若いという意味と参加が高くないという意味の2つの意味があるということか。

(事務局)そのとおり。

(会長)表現を整理していただきたい。今の話で、子育て世代の方とか、特に現役世代の方はどの自治体でも大体参加率が低いので、委員会等でもその部分が抜けてしまうが、今回この審議会はバランスがよいと思う。今回参加出来た背景とか、こうすればなかなか参加しにくい層が参加できるのではないかといった意見等あるか。

(委員)夫の協力があるので参加できている。普段なら20時、21時くらいに帰ってくるが、今日は18時に帰ってきてくれて、今子どもの世話をしてくれている。

(会長)旦那さんへの意識啓発が重要ということですかね。この審議会はどのように知ったのか。

(委員)無作為抽出のハガキが届いて知った。

(会長)他の方はいかがか。

(委員)私も無作為抽出だと思うが、審議会を募集する時に、内容やこのような形式でも参加できるということが一言でもあると、参加しやすいのではないかと思う。リアルな会議が念頭にあると思うので、そうなると時間的に無理だなとか、あそこに行かないといけないとかなると、どうしても遠くなってしまう。オンラインでも参加可能であるとか、文書でも参加可能であるとか、参加の仕方を多様に置いておけば、その中で選択ができるかなと思う。

(会長)当社でも子育て中の研究員とかもコロナ禍においてもよかったことがあって、定例会議とかも、なかなか家から出にくい人はオンラインで参加して、オフラインで来れる人は会社に来てという形で選択できるようになったので、そういった意味ではハイブリット形式の会議も効果的だと思う。

(委員)無作為抽出の関連で、市民活動は無償ではなく、ドイツとかでは有償なので、そのあたりも検討していただければと思う。私は商工会や青年会議所の関係があって、いろいろ出向する機会があって昔からいろいろ参加させていただいている。団体としてなど声をかけていただくので、参加する機会が増えた。いかがですかと言われたら、特に日本人の特性というか、じゃあ出てみようかなとかいうことも興味があればあると思うので、より無作為抽出とかは活用していくとよいのではないかと思う。

(会長)声がかかると考えてみようかなとなるということですね。もう一つの大きな問題提起かもしれないが、何でもボランティアは無償だということではなくて、有償にしていくという発想も検討事項になるだろう。

(事務局)現在公募市民委員の方は、3,000円の報酬等をお支払いしている。この制度ができてからずっとこの額で来ているので、他自治体の状況等調査して考えていかないといけないかなとは思っている。

(会長)先ほどの声がかかるという関係で、特に公募市民委員で入っていただいている方にお伺いしたいが、柔軟に参加できるというのが1つのポイントだと思うが、他、今回そもそも委員として参加しようと思った動機、後押しになったこと、そのあたりは事務局も把握したいようなところもあるので、お聞きできればと思う。

(委員)私の場合は、会議日程を前もって伝えていただくと、いろんな調整がしやすい。例えば、審議会は19時だからよいが、これが18時からとなると仕事の関係の調整がかなり難しくなる。後は、家庭内での努力、職場の理解によると思う。

(委員)政策室の方からこういった会議があるといった声がけからで、私はもともと狛江市民ではなくよそから来たので、狛江の活動にもいろいろと役に立つかもしれないよということで、気軽に参加したというのが最初である。

(委員)私も政策室の方からのお声がけをいただいたが、子どもたちが狛江市で育って、小学校でPTAの副会長をさせていただいた時に、学校って何て簡素というか、色のない世界なんだろうって思って、それをきっかけに学校にもっと色とデザインの感覚を子どもたちにということで先生たちとお話しながら、いろいろワークショップなどさせていただいた。子どもが小さい時は、市に関わることはあまりなかったが、仕事以外のある意味ボランティアの活動を、子育てをしながら、仕事もしながらプラスアルファそういった活動をするというのはものすごくきつい。しかし、それを続けていくことで人との繋がりが広がっていくなど、主婦とか仕事をしている自分とか子育てしている自分とまた別の自分がいて、これって結構女性の特有なというか、特権でもあるし大変なところでもあるが、いろんな自分を楽しめるという感覚で、いろんな自分を体験しながらモチベーションを上げていって、いろんなことにチャレンジしていくという意味で、こういった活動に参加させていただいている。

(委員)平成28年くらいに平和の実行委員会に携わり始めたのをきっかけに政策室の方々と関わって、同様に声がけにより審議会に入って、いろいろ勉強させていただいていて有意義である。

(委員)無作為抽出のハガキが来たのがきっかけだったが、これはいいかなと思う。子どもが小中学校時代は、地域と結構接点もあって、いろいろな活動というか地域の方と知り合えていたし、繋がってもいた。一方で仕事もやっているので、仕事が忙しいので、それがなくなったら本当に狛江市が見えないなという感じになった。仕事柄他の区市には関わっているが、狛江市のことは全然分からないという状況で、その後、公募で構わないということで、政策室からお声をかけていただいて、じゃあやってみようかなといった感じだった。子どもが小さい時は、大変だけど地域と関わる接点があって、一生懸命関わる人はPTA活動などで関わるが、それがなくなって仕事をやっていると、本当に点と点になってしまって、市のことが分からない。

(委員)段々年を取ってきて、自分がこの先何をやっていったらいいのかなということがあって、そういう中で、35年ちょっとお世話になってきたので、税金だけ払うのも何か面白くないなというところもあって、やはり少しは狛江のために何かしたいなというところにハガキが入ってきたというところである。一番初めにお世話になったのが、市長の資産等の公開に関する審議会で、昨年度は男女共同参画推進計画改定委員会に関わらせていただいた。そういうことを重ねることによって、市がどういう形で動いているのかなということは少し見えてきた。自分自身今までの中で、一番狛江市に興味を抱いていて、ある意味では充実している。

(会長)ハガキが来て悪い気はしないというかそれが後押しになっている感じですかね。

(委員)スタートはそこなので「ああこういうのあるんだ」ということが分かる。

(委員)結婚して家を建てようとなった時、どこに住もうとなって、小さくて手が届くかなという感じで、地域との繋がりがあったりとか、自然があったりとか街の雰囲気とか何となく好きだなということで狛江市を選んだ。せっかくなら、子どもたちがずっとこの街が好きだなと思えるような街にしたいなと思って、狛江市の人たちが何とかしてくれというのではなく、何か私にも出来ることないかなというのがきっかけである。何をしてるのかよく分からないまま、でも何か足を突っ込んでみようということで来たハガキに丸をした。

(委員)私もハガキが来たことがきっかけだが、人生100年時代と言われていて、人生の折返しで、また、狛江に愛着があるので、何か狛江に自分の力を還元出来ないかなということが一つと、仕事で狛江のイベントでもお世話になっていたり、社内的に自分の席次が上がって仕事が部下に任せられるようになって、割と時間が持てるようになったということで、この時間を有効活用出来るのかなということで、本当にそのタイミングでハガキが来たので申し込んだら選ばれた。

(委員)こまエンジェル内で引継いだ形がきっかけである。いろいろサポートを受けて、行政のサポートを感じたり、子育てをして初めて狛江に愛着を持てた経験がある。やはり、子育て世代は正直19時という時間はきつい。私は小5と中一で子どもは大きいので、夫も帰ってきていないので今は置いて来ているだけである。それが出来るから参加できているということはある。そういう世代は一番忙しいので参加が難しい。結局、こういう場に参加する人は、何か貢献したいとか何か自分の力を注ぎたいなとか意欲がある人が来ないとそもそも意味がない。今、「世界は贈与でできている」という本を読んでいるが、私みたいに世話になったから、じゃあ参加して知恵を出すということで、贈与というかぐるぐる回すという感じで関わることが出来る人が増えると、前向きな討論が出来たりとか、実のある会議になるのではないかと思う。無作為抽出もよいと思うし、狛江市に恩を感じて貢献するみたいな、例えばクラブチームのお母さんたちとか、要は割りと狛江市にお世話になっている人にピンポイントに行くとか、そういうことで何か貢献しようかなと思ってくれる人で集まる方がいいような気がするとなると、普通にツールを増やして参加出来るというのもよいが、若い人は恩恵を受けづらいし感じにくい。

(会長)通常は交換経済なので、何かやったら見返りに何かをもらう、お金を払ったらサービスをもらいますよという中では信頼感は生まれない。見返りを前提にするためには、何か人にしてあげるという状態が、もらう人はまた別な人に行ってというリレーがどんどん回っていくことによって、世界というのは信頼感で出来ている。ある意味市民参加って本質はそうである。誰かに渡したいという思いでやっているので、誰からか何か贈与を受けているから誰かにしたくなっている。だからおっしゃるように、若い人は誰かにまだ何かもらっていないので、ある程度年齢が上がってくると、人から何かしてもらったものが貯まってくるから、誰かに無償で渡したくなる。それがこういう活動になっているのかなと思う。そういう動きをこういう形で、それこそ参加もそうだが、市民活動にうまく繋げていくことができれば、ますますいい市になる気がする。

(委員)もともとこまえくぼでホームページのワークショップみたいなものに関わっていて、その時にこういう審議会があるがどうかと声をかけていただいた。それまで狛江市と全く接点がなかったので、面白そうかなというので最初興味本位で話を聞いてみようと思った。今まで市にお世話になっていたというのもあったので、狛江市の活性化じゃないが、そういうところでお役に立つことがあるのであれば、やってみたいなということで参加した。

(委員)32歳の時から狛江に住んでいて、55歳までは寝に帰るところだった。55歳になって少し時間が作れるかなということで、その時たまたま広報にスポーツ推進審議会というのが新しく出来るということで募集が掲載されていたので、そろそろ返せという時代になってきたのかなと思った。20代からずっとスポーツの雑誌に携わっていて、解説も行っていたので、顔だけは知られていた。スポーツで世界中を回らせていただいて、その経験は絶対地元に返さなければいけないなと思ってやっているが、その中で出来ることをやっている。また、贈与の話が出たが、年代としてお返しの年代になっているので、どんどん返さないといけないということもある。

(会長)提案の1については、公募市民委員というか、無作為抽出のやり方についてもいろいろヒントが出されたのではないかと思うので、そのあたりで少し修正できるところがあればお願いしたい。提言について何かあれば、一度持ち帰っていただいて、ご意見があれば事務局まで寄せていただく形としたい。

 

(3)市民フォーラムについて

-資料4に基づき、事務局から説明-

・実施形式をオンライン開催から事前に収録した内容を配信する形に変更している。

・内容は講師による導入、団体・活動者の紹介、講師とゲストスピーカーとのパネルディスカッション、団体紹介コーナーの構成で予定している。

(委員)動画配信で実施するのであれば、YouTubeアドレスにアクセスを促す周知をしても見てくれないと思うので、駅などに置いてあるデジタルサイネージなど多くの場所で映像を流して人の目に触れるようにした方が効果的だと思う。また、市役所内に設置してあるモニターに流しておくことで引っ越してきた方や学生など幅広い世代が見てくれると思う。チラシを配るよりも期間を決めてでも動画を流し続けることのできる場所を確保したほうが効果的だと思う。

(委員)コマラジでの周知を検討しても良いと思う。

(事務局)先日実施したこまえくぼと市の打ち合わせにおいても、コマラジでの配信の話が出ており、配信の方向性によっては御相談させていただくかもしれない。

(委員)依頼するのであれば仕事として発注した方が良い。

(会長)今年度の実施方法でいくとチラシを配る周知方法は見直した方が良いかもしれない。市役所は土曜日に開庁しているのか。

(事務局)開庁はしていないが、イベント等があれば開けている。

(会長)公民館やスポーツ施設等に一時的にテレビを設置して流すこともありだと思う。

(委員)市内の病院に協力を得て診察の待ち時間に見ていただいたくことも良いと思う。映像を流していただくだけであれば民間の力を借りることができるのではないか。

(委員)元々の狛江サミットの目的と少しずれている気がする。本来は市民団体の交流があってそこに新規の方等にも参加してもらう機会を提供するという形だと思うが、YouTubeでの配信だと誰が見るのかという疑問がある。市民の方に市民参加に興味を持っていただきたいのであれば、コロナ禍で活動ができているかどうかは別として、各団体がPRタイムをどんどんしていく内容の方が面白く、実施する意味があるのではないか。また、サミット的なことで言えば2回でも3回でも団体同士での意見交流会をオンラインで実施し交流を図る方が、コロナ禍で困っていますといった内容を市民に向けて発信するより面白いのではないか。今の形だとターゲットがぼやけてしまう気がする。

(会長)さまざまな場所で映像を流すのであれば、5分、10分ぐらいの持ち時間で団体が自分たちの活動をどんどんPRしていく形式の方がパネルディスカッション等よりも見る側も見やすいのではないか。

(委員)前回の審議会では、オンライン開催で随時その場で質問などを受け付けるという話であったが、YouTubeでの配信となると双方向性はなく一方的な情報発信となる。今年はコロナ禍のためそれで良しとするかもう少し練る必要があると思う。

(会長)YouTubeで出来るかわからないが、動画は事前に収録しておき、当日はそれを流すことに加えてチャットの投稿ラインは用意しておき、視聴者から書込みで質問等を出していただく。その書込みに対して講師やゲストスピーカーがサミット当日にどこかで待機しておき返信するような形にすれば双方向性は保たれると思う。

(委員)これまでサミットに参加していた方は高齢の方が多いため、その方達が全く参加できない状況になる可能性もある。参加してくれていた若い方達をターゲットにすればより広くサミットを知ってもらうチャンスでだと思う。ただ、年代と実際に使えるツールとのバランスが難しいためどちらも見てくれないという事態に陥る可能性もある。本当にキャッチーにやるのであれば幅広い方々が引っかかってくれるようなゲストを立てることも良いと思う。そうでないと見ようと思ってくれないかもしれない。

(事務局)サミットに参加されている方は比較的年齢層の高い方が多く、この実施方法でいくと見ていただくことは難しい面もあると思う。では若い世代をターゲットにするかということになるがその点は検討していかないといけないと思う。

(委員)サミットをよりイベント化して若い世代を取り込むのであればとてもチャンスであると思うが、これまで参加してくれていた方達をどうフォローしていくのかは別に考えていかないと、せっかくこれまで来ていただいていた方達との繋がりがここで切れてしまうことはもったいないと思う。

(委員)サミットの本来の目的は交流であり、配信という形式だとそのメインテーマが削がれてしまうが、市としてはコロナ禍でも人のリアルな繋がりが大事であるとするか、これを機に集まらずにオンラインで市民活動をしていくかどちらか。高齢の方達は集まって意見交換することが楽しそうであった。こんな時だからこそ人との繋がりを大切にしていくということを打ち出していくのか、参加者の視点をもう少し取り入れたほうが良いと思う。この形式だと交流がほとんどなくなってしまう。

(会長)当社の例だと、これまで100人会場で実施していたセミナーを会場では30人ずつ、2メートル間隔を空けた状態で実施すると同時に、オンラインでも参加できるようにすることで結果的により多くの人が参加できるようになった。サミットでもある程度距離を置いた状態で対面で議論する場をいくつか作り、さらにオンラインでも参加できるようにするというやり方もあると思う。ただ、準備期間や実現性を考慮すると事前収録して公共施設等の人目に付くところで流してもらうというやり方が現実的かと思う。

(事務局)団体の紹介動画を配信で流すという形式であると、交流をメインとしたサミットの趣旨とは違ってきてしまうため、サミットではなく別の形として団体紹介を配信していくことも一つの選択肢として検討したいと思う。

(委員)例えば、お孫さんとおばあちゃんというようなグループをいくつか作り、お孫さんがオンラインの操作をするというような設定をあえてこちらで作るということはどうか。今は大学生もオンライン授業等で操作は慣れており、そのような方達を表に出すことでこれまで決まった方達でこじんまりと実施していたイメージのものを表に出すことができるのではないか。また、それにより地域や年齢も超えた広い繋がりができるのではないか。

(委員)学生の団体や20代ぐらいの若い世代の団体を呼ぶことで、その友人たちも視聴したり参加してくれるのではないか。

(委員)団体ではなくても、例えば狛江市では成人式を若い人たちに任せていると思うが、そのように何人か個人をピックアップして市民活動の在り方を考える企画を作ってくださいと頼めば若い人はやってくれると思う。今の若い人は場を与えれば力を貸してくれるしそれをバックアップしてあげれば良いと思う。

(委員)企画を立ち上げてから渡すのではなくて立上げから携わっていただくということは非常に良いと思う。

(委員)オンライン配信は決定ということか。

(事務局)決定ではない。通信環境の安定性を考えると事前に収録したものを配信するほうが良いのではないかということで案として出させていただいた。

(委員)双方向型は難しいと思うので配信が現実的かと思う。配信で実施するのであればサミットの目的を市民活動している人がこんなにもたくさんいるんだということをPRするということが良いと思う。双方向型が難しいのであれば、オンデマンド型の良いものを作ろうということで若い人から意見をいただいたり、庁内で宣伝していただいたりすれば良いのではないかと思う。

(会長)目的をどうするかというところを明確にしてから手法を考えていければ良いと思う。

(委員)サミットの開催時期は例年1月の中旬頃であったと思うが、準備期間が必要であれば3月実施など今年度中の開催でも良いのか。

(事務局)3月でも問題ない。今回いろいろと御意見をいただいたので、市としてどのような形で実施すれば良いか整理させていただければと思う。

 

3.その他

-事務局から報告-

・次回の審議会の日程については、12月18日(水)午後7時からの開催で決定する。

・市制50周年に合わせ改正した市民憲章をプリントしたクリアファイルを配布している。市民憲章の改定については、行政提案型市民協働事業で実施したもので、また深谷委員にはデザイン等に関わっていただいた。

 

-閉会-