1 日時

令和5年4月18日(火曜日)午後2時30分~3時8分

2 会場

狛江市ビン・缶リサイクルセンター2階会議室

3 出席者

会長:村上 義則
副会長:榎本 正樹
委員:伊藤 夏門、加古 厚志、大門 ミサ子、濱 惠子、勝又 壽美江
森山 和子、伊佐 雅美、林 有子、杉田 三枝子、門井 淳(環境部長)
事務局:加藤清掃課長、吉田業務係長、遠藤主任 

以上15名

4 欠席者

なし

5 議題
  1. 令和5年度 一般廃棄物処理実施計画について【資料1】
  2. 最新のごみ処理とごみを取り巻く環境について【資料2・資料3】
  3. その他
    次回の開催について 
6 配布資料
7 議事
  • 会長
    これより第2回ごみ半減推進審議会を開会します。
    第1回の会議録について事務局よりお願いします。

 

  • 事務局(課長)
    会議録については、委員の皆さまのご確認をいただいた後に、修正がございませんでしたので、ホームページに掲載しています。
  • 会長
    本日の議題は、
  1. 令和5年度 一般廃棄物処理実施計画について
  2. 最新のごみ処理とごみを取り巻く環境について
  3. その他 次回の開催について

議題1 令和5年度 一般廃棄物処理実施計画について、事務局より説明願います。

  • 事務局(課長)
    お手元の資料1をご覧ください。
    この実施計画は、令和3年2月に策定した一般廃棄物処理基本計画の目標達成のための具体的な方策を、原則として毎年度、策定しているものです。
    内容の説明をいたします。

 1頁は、廃棄物の発生量見込みと資源化を含めた中間及び最終処分について記載しています。
 令和5年4月からプラスチック類ごみの分別収集を開始するため、項目にプラスチック類ごみを加え、発生量は1,708tと見込んでおります。なお、このプラスチック類ごみは可燃・不燃ごみの中から抜かれて排出されるため、可燃、不燃ごみの量はそれぞれ減少すると見込んでおります。
 2頁は、一般廃棄物の排出抑制及び再資源化のための方策に関する事項の、行政、市民、事業者の取り組みと廃棄物処理の根拠となる法令を記載しています。
 3頁から5頁上部は、市が処理対象としている廃棄物の収集運搬及び処分の方法と、廃棄物を排出する方の協力義務に関することを記載しています。
 5頁中段からは廃棄物の処理及び資源化施設について記載しています。
 7頁にその他として、審議会や収集と受入していない廃棄物などについて記載しています。

説明は以上でございます。

  • 会長
    何か質疑などありますか。
  • 委員(加古)
    実施計画の数値の根拠がわからないので注釈に書いた方がわかりやすいのではないでしょうか。
  • 委員(環境部長)
    資料自体は庁議で説明して決定しているのでこのままになりますが、示し方で工夫します。
  • 会長
    議題1については以上とします。次に議題2 最新のごみ処理とごみを取り巻く環境について事務局より説明願います。
  • 事務局(清掃課長)
    資料2について
    狛江市がごみ処理をしているクリーンセンター多摩川では、ごみを焼却し、熱エネルギーとして回収しています。
    令和3年度多摩地域ごみ実態調査によると。「2 厨芥(生ごみのこと」が可燃ごみの34.8%を占めています。生ごみは水分が多いため、焼却する際に多量のエネルギーを必要とします。

 この対策のため、他市町村では様々な対策を行っています。
 香川県三豊市では、バイオマス資源化センターを建設し、トンネルコンポスト方式で生ごみを処理しています。
 ここでは可燃ごみを木くず等と混ぜて、発酵させ温度を70度まで上昇させ、雑菌を死滅させて衛生化します。その後は、微生物が活動に最適な温度30度から50度を保ち発酵を促進し、発酵熱と送風により乾燥させます。
 乾燥させたものから異物を除去したのちに、固形燃料として製品化し、製紙工場で燃料として使用するものです。
 この施設の取組みの特徴は、処理した成果物を受入利用する地元の企業と連携して行っていることです。

 資料3について

 資料2の内容と同じ仕組みのものですが、ごみの組成が変化しても生物乾燥が可能であるかを公的な研究所である国立環境研究所が検証したものです。
 同所の検証の中で焼却処理は大規模であるほど効率的に処理することが可能な施設であり、人口が大幅に減少する地域ではごみの排出量も大幅に減少するため、稼働率やエネルギー効率の観点で焼却処理が非効率になってしまうと考えられています。
 狛江市の人口動態はすでにピークを越えており、今後減少する地域になります。
 この状況を踏まえて、将来を見据えたごみ処理の在り方をこの審議会で検討していきます。

  • 会長
    何か質疑などございますか。
  • 委員(加古)
    ごみの排出量が減って来た場合でも施設などの固定費は変わらずかかるため、一人あたりのコスト負担が増えます。今後施設等維持のためにごみ袋代が高くなることが想定されますが、負担率を上げるのか経費を含めての検討をしていきたいです。
  • 会長
    議題2については以上とします。議題3その他について事務局より説明願います。
  • 事務局(業務係長)
    次回の審議会は令和4年2月から稼働した「町田市バイオエネルギーセンター」の見学を6月27日午前に予定しています。
    詳細につきましては後日お知らせいたします。

 委員同意

  • 会長
    次回の集合場所や集合時間は調整のうえ委員各位に文書にて通知します。
    これにて、第2回ごみ半減推進審議会を終了します。

 お疲れさまでした。