1 日時 平成28年10月25日(火曜日)午後1時5分~1時25分
2 会場 国立市環境センターへの移動中の車内
3 出席者

武田新栄、小川浩志、高橋眞太郎、加古厚志、重国毅、杉田三枝子、大門ミサ子、濱恵子、森本浩一(環境部長)、星野英記(清掃課長)、佐藤省吾(業務係長)、遠藤智(業務係主任)、黒澤剛(業務係主事)

4 欠席者

渡辺和夫、金久保慶子、辻村和江

5 議題
  • 議題1 プラスチック資源化の実態について

        諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

        諮問2「ごみ処理費用の検証について」                 
  • 議題2 ポスター及び標語の優秀作品の選出について
  • 議題3 その他 

6 配布資料

 

7 会議の結果
議題1 プラスチック資源化の実態について

    諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」

    諮問2「ごみ処理費用の検証について」

議題2 ポスター及び標語の優秀作品の選出について

議題3 その他 

 

会長:

 これより第5回ごみ半減推進審議会を開会します。第4回の会議録の確認について事務局よりお願いします。

事務局:

 会議録ですが、期限までにご意見をいただいき、反映させたものを、決裁終了後、ホームページに掲載します。よろしいでしょうか。

委員一同:

 了承。

事務局:

 ありがとうございます。

会長:

 本日の議題に入ります。議題1 プラスチック資源化の実態について 事務局より説明をお願いします。

事務局:

 議題1ですが、答申作成にあたり、諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」、諮問2「ごみ処理費用の検証について」の考え方を整理する必要があるため、国立市環境センターの業務内容を見学します。見学先ではプラスチックの分別収集と資源化を行っています。

 お手元の資料1をご覧ください。プラスチック資源化は容器包装リサイクル法を根拠として行われています。容器包装リサイクル法が対象としている「容器」「包装」とは、商品を入れたり包んだりしているもので、中身を出したり使ったりすると不要になるものです。その種類は、ガラスびん、PETボトル、紙製容器包装、プラスチック製容器包装、アルミ缶、スチール缶、紙パック、段ボールです。ただし、アルミ缶、スチール缶、紙パック、段ボールは、容リ法ができる以前から市町村が収集した段階で、有価で販売されリサイクルされているため、企業にリサイクルする義務はありません。このため市町村に対しての合理化拠出金の対象にはなっておりません。合理化拠出金の対象となっているのは、ガラスびん、PETボトル、紙製容器包装、プラスチック製容器包装です。平成27年度の市町村への合理化拠出金額ですが、全国の市町村合計で16億円となっています。プラスチックの資源化に要した費用は全国の合計が314億円で、交付した額の16億円を差し引きますと298億円を市町村が負担しています。負担率は5.1%で94.9%が持ち出しとなっています。これから見学する国立市には、14,502円交付されていますがプラスチック部分の交付額はゼロで、ペット分に対してのみの交付です。

 国立市の環境センター見学した際に確認して頂きたいことは、1点目として、どれだけ人海戦術で手間をかけてプラスチック等の仕分け作業を行っているかということ、2点目としていろいろな品目を扱っている複合施設となっているため、1週間の中で工程の組み替えを行っている施設の状況及び工夫を確認していただきたいと思います。

会長:

 何か質疑などございますか。

大門委員:

 自治体への配分金額はかなり少額の14,502円ですが、それ以外にも、収集及び分別に多くの費用を要すると思いますが、市民が使用した分は自分で負担しているという考え方で良いのでしょうか。

事務局:

 税金で負担しているのが現状です。本来的には、製造している事業者が処理費用について負担すべきであり、市長会を通じて要望を行っています。しかしながら、事業者の意向で、資源化に関して問題が多くあり、ひずみが発生してしまっている状況です。本日見学する環境センターは問題に直面している現場です。

大門委員:

 以前、ビール瓶は、店舗等に返却していたが今はどうなっていますか。

事務局:

 ビール瓶は有価で引き取りを行っており、リサイクルセンターでも有価で引き取ってもらっています。個人でも販売店に持参すれば5円で買取してもらえます。

会長:

  以上で、議題1についてはよろしいでしょうか。

委員一同:

 同意。

会長:

 続いて、議題2ポスター及び標語の優秀作品の選出について、事務局より説明願います。

事務局:

 現在、提出していただいた採点表に基づき、審査を行っているところです。今回、ポスターは88作品、標語は356作品の応募があり、採点結果にばらつきが出る可能性があるため、同点の作品が出た場合は、会長及び副会長と相談して、優秀作品を決定することを了承していただきたいと思います。

委員一同:

 同意。

事務局:

 受賞した作品について、12月中旬から下旬に市役所2階ロビーにて展示を予定しています。標語については、来年度のごみリサイクルカレンダーに選出された3作品を掲載します。ポスターは、選出された3作品を各10枚マグネットシートに印刷し、ごみ収集車に一年間掲示できるように、来年度予算を要求しています。

会長:

 何か質疑などございますか。

重國委員:

 ごみに関する標語及びポスター事業は、毎年実施している事業でしょうか。

事務局:

 児童及び生徒への環境学習の一環として、今年度より初めて実施する事業となります。

会長:

 児童及び生徒へ事業の目的がなかなか伝わらなかった部分があったと思います。議題2についてはよろしいでしょうか。

委員一同:

 同意。

会長:

 続いて、議題3その他について、事務局より説明願います。

事務局:

 1点目は、先日配付させていただいた平成29年度一般廃棄物処理実施計画(案)について説明させていただきます。平成28年度の計画から追加した点は、環境学習への取り組み、災害廃棄物処理計画への取り組み、実施計画のまとめとごみ1人あたりのごみ量実績を明記しました。今後、審議会で計画の策定してまいりますが、検討していただく素材としての案でございます。この案をご検討いただき11月の審議会でご意見を賜りながら審議を進め、1月までに答申としてまとめていただければと考えております。

 2点目は、審議会の開催日ですが、当初12月を予定していましたが、ポスター応募作品の展示などの都合上、11月22日(火曜日)通常どおり午後2時30分からビン缶リサイクルセンターでの開催はいかがでしょうか。

委員一同:

 同意。

会長:

 まだこれから環境センターの見学がありますが、議題3については、ここまでとします。

事務局:

 次回、11月22日(火曜日)の審議会の開催通知は書面で送付いたしますのでよろしくお願いします。