1 日時

令和7年5月12日(月曜日)午後6時00分~午後7時00分

2 場所

防災センター402・403会議室及びオンライン

3 出席者

委員長 中村 美安子
委員  南谷 吉輝、谷田部 茂、長谷川 泰、石黒 昌和、末田 千恵、 大谷 美樹、前田 恭輔、市川 裕太
事務局 古内 洋一、小嶋 諒、伊藤 厚(福祉政策課)
    矢野裕之、保田 朋信(高齢がい課)
    鈴木 一美、西村 夕希子(介護保険係)

関係人 狛江市介護保険推進市民協議会 中村 美安子会長

4 欠席者

なし

5 議題

1.事務局職員の紹介について

2.報告事項 高齢小委員会の所掌等について

3.審議事項 関係者の意見聴取

4.報告事項 実施計画の進捗状況の地域共生社会推進会議における評価結果に対する評価について

5.狛江市第10期介護保険事業計画等策定業務のスケジュール等につい て

6.その他

6 資料

高齢小委員会 資料一式150945.pdf [ 13293 KB pdfファイル]

7 会議の結果

 

 

(委員長)

みなさんこんばんは。本日はお忙しい中、令和7年度狛江市市民福祉推進委員会 第1回高齢小委員会に御参加いただきまして、ありがとうございます。防災センターの会場とオンラインとのハイブリット方式で開催させていただきます。

オンラインで参加されている方は、議事進行中は音声をミュートにしていただき、発言をする際には挙手をお願いします。その際、ミュートを解除してから御発言ください。

では定刻になりましたので、議事を開始させていただきます。 

欠席者・遅刻者の確認を事務局からお願いいたします。

 

(事務局)

本日は全員参加となっております。

 

(委員長)

高齢小委員会委員9名中9名が出席のため、狛江市福祉基本条例施行規則第29条で準用する第25条第1項の規定による「委員総数の半数以上の委員の出席」という会議開催の要件を満たしております。よって、本委員会は有効に成立しております。

まず、事務局より資料の確認をお願いします。

 

(事務局)

皆様のお手元の資料を確認いただければと思います。

本日の小委員会の目的は、異動に伴う事務局職員の紹介、高齢小委員会の所掌及び会議の公開についての報告及び審議。また、第1次地域共生社会推進基本計画実施計画の進捗状況の評価結果報告、また、高齢小委員会における評価項目についての審議となります。

また、後ほど報告させていただきますが、高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画を一体として策定しておりますことから、高齢者保健福祉計画の内容に一部介護保険推進事業計画の内容がございますために、介護保険事業計画の部分につきましては、介護保険推進市民協議会と調整いただきたいと考えております。また、第10期介護保険事業計画及び第8期障がい福祉計画・第4期障がい児福祉計画策定業務へのスケジュール等について報告させていただく予定です。

では、資料について御説明をさせていただきます。

  【資料1】令和7年度高齢小委員会委員名簿 P.3

  【資料2-1】狛江市地域共生社会推進基本計画の調査及び審議について P.4

  【資料2-2】規則等 P.5~9

  【資料2-3】会議録の確認の時期・方法等について P.10

  【資料3】高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画に対する評価・推進体制について P.11

  【資料4-1】地域共生社会推進基本計画実施計画(担当課評価シート) P.12~46

  【資料4-2】地域共生社会推進基本計画実施計画(委員会等評価シート) P.47~53

  【資料4-3】進捗状況評価報告書(案) P.54~56

  【資料5】狛江市介護保険事業計画等策定業務等のスケジュール P.57

  【資料6】令和7年度高齢小委員会全体工程表 P.58

  【資料7】非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の改正に伴う変更について P.59

 以上となります。

 

(委員長)

それでは議事に移ります。

議題1 事務局職員の紹介についてです。

 

(事務局)

資料1の名簿の委員の皆様は、特に変更はございません。

ただし、事務局の変更がございましたので、紹介をさせていただきます。

まず、高齢障がい課長が高橋から矢野に交代しております。

 

(事務局)

4月に高齢障がい課長に着任いたしました、矢野と申します。よろしくお願いいたします。

 

(委員長)

ありがとうございます。

 

(事務局)

続きまして、担当者も野村から伊藤に変更になっております。

 

(事務局)

4月から着任いたしました伊藤と申します。社協からの派遣職員になります。今後ともよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

最後に今回の議題4に関連いたしまして、介護保険推進市民協議会の事務局でございます、高齢障がい課介護保険係も出席しておりますが、担当職員が岩下から西村に変更となっております。

 

(事務局)

西村です。よろしくお願いいたします。

 

(事務局)

事務局からの挨拶は以上となります。委員長、よろしくお願いいたします。

 

(委員長)

それでは、次の議事に移ります。

議題2 報 告 高齢小委員会の所掌等についてです。

事務局より説明お願いいたします。

 

(事務局)

4ページ目、資料2-1でございますが、市民福祉推進委員会委員長より高齢小委員会委員長に対しまして、付議された内容となってございます。

内容といたしましては、高齢者の福祉の推進に関する以下の事項についてとなっております。

「市の施策に係る事業の実施結果、課題及び改善点を踏まえた自己評価報告に対する評価、なお、介護保険事業計画分野の評価等につきましては、介護保険推進市民協議会と、連携して行うものとする。」と、付議されていることについての報告となります。

では続きまして、資料2-2に移らせていただきます。

先ほど付議された内容についての根拠資料となっております。狛江市福祉基本条例(以下「条例」と言います。)から、抄本として出させていただいております。

条例第5条第5項「市は定期的に策定した福祉総合計画について、調査、分析及び評価を行うとともに、必要があると認めるときは当該福祉総合計画を変更するものとする。」という規定がございます。

6ページ目の上段になりますが、第6項「前項に規定する調査分析及び評価は、第32条に規定する市民福祉推進委員会において行うものとする。」とされてございます。下段になりますが、第32条第2項第4号「第5条第6項に規定する調査及び調査分析及び評価に関すること」を市民福祉推進委員会として行うとなってございます。同条第3項には「委員会は規則で定めるところにより小委員会を置くことができる。」規定がございます。なお、規則は狛江市福祉基本条例施行規則(以下「規則」と言います。)を指します。規則第27条「委員会は、条例第32条第3項の規定による小委員会を置き、次条により付議された事項を調査審議する」となっておりまして、先ほど説明させていただいた内容が付議されています。第28条第1項が実際の付議に関する内容となっておりまして、「委員長は、その内容に応じて条例第32条第2項各号に掲げる事項についての調査審議を、前条第1項に規定する小委員会に付議することができる。」となります。第2項「前項の規定により付議を受けた小委員会は、当該付議に係る事項について調査審議し、その結果を委員会に報告するものとする。」とさせていただいてございなります。

続きまして、8ページ、狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例第10条「審議会等の会議は、原則として公開するものとする。ただし、法令又は条例等により非公開とされているもののほか、審議事項が個人情報などに関する事項で、審議会等で非公開と決定した場合は、この限りでない。この場合においては、その理由を公表するものとする。」となっており、法令、条例もしくは個人情報が含まれているという理由で、非公開にする議題の前に諮っていただきまして、その諮った内容、議題についてのみ、一部非公開とするという形にさせていただくものとなります。また、同条例第12条になりますけれども、「市の実施機関は、審議会等が会議が開催された時は会議録を作成し公表するものとする。ただし、非公開と決定した場合はこの限りでない。」ということで、個人情報等が理由によって非公開となった部分については会議録としては公開されません。

続きまして、下段、狛江市審議会等の会議録の作成に関する要領です。

本日審議いただきたい内容のまず1点目でございます。

第4条「前条第6号に規定する会議の内容は、詳細又は要点若しくは結論のみを記録するものとし、審議会等の長が当該会議の性格等を考慮し、当該会議の冒頭で諮り、そのいずれかについて決定するものとする。」となってございます。

会議録は、基本的には公開で作成をしますが、その作成方法について、詳細というのが全文筆記、要点というのが要点筆記、もしくは結論のみということで、箇条書きというような形で記載します。

事務局といたしましては、会議を広く皆様に見ていただきたいというところがございますので、詳細つまり、全文筆記を採用させていただければと考えています。

続きまして資料2-3でございます。

狛江市附属機関等の設置及び運営に関する規則第15条「審議会等終了後4週間以内に市ホームページに掲載すること」と規定されています。会議録は委員会開催後2週間程度で、事務局の方で作成いたしまして、1週間程度で、委員長、委員の皆様に確認をいただきまして、その後、修正等を経て、1ヶ月以内で会議録を公表するという形をとらせていただいてございます。本日審議いただきたい内容としては、資料2-2の部分で、会議録の記録方法について審議いただきます。説明は以上となります。

 

(委員長)

それでは事務局からありました委員会の所掌等について、意見はございますでしょうか。

 

(異議なし)

 

(委員長)

会議録の確認の方法についても異議はございませんでしょうか。

 

(異議なし)

 

(委員長)

私の記憶では昨年要点筆記にしたと思うのですが、詳細にという理解でいいですか。


(事務局)

今まではマイクの精度もあまり良くなかったので要点筆記とさせていただいており、今日は天井のマイクで実は音声を拾っておりますが、グースネックマイクによって音声をしっかりと拾うことができるようになりましたので、できる限り全文筆記で、委員の皆様の意見を事務局の説明も含めて紹介したいと思っております。

 

(委員長)

マイクも良くなり、議事録の作成環境も良くなってると思いますが、委員が修正する時は少し細かくなりました。ですが、意訳されて意味が違ってしまうということは起きにくくなりました。では、詳細にするということへの意見はよろしいでしょうか。

またやってみて、改良した方が良ければが改良するということで、時期については早く確認するようにするということで、意見はないでしょうか。

 

(異議なし)

 

(委員長)

それでは次の議事に移ります。

議題3 審 議 関係者の意見聴取についてです。

事務局より説明をお願いします。

 

(事務局)

11ページ目、資料3です。

地域共生社会推進基本計画より説明をさせていただきます、実施計画の評価の方法を、概念図(旧)に基づいて実施をさせていただくこととなっております。内容といたしましては、市の担当課で評価を行いまして、それを地域共生社会推進会議(以下「推進会議」と言います。)という、市の管理職を中心に、3つの地域包括支援センターと社会福祉協議会による会議体に報告し、市の評価を決定いたします。当評価結果を、市民福祉推進委員会、高齢小委員会、障がい小委員会、権利擁護小委員会に報告をさせていただきまして、評価結果内容を受けて評価いただく、という形を取らせていただいてございます。

2.進捗管理体制の課題という部分ですが、今回策定いたしました地域共生社会推進基本計画では、介護保険事業計画がメインとして関わる施策が5件、重点取組としては13件の評価項目がございます。また、施策No.4-9では、介護サービスの給付適正化という内容も掲げられておりまして、介護保険サービスの見込み量に直結した内容の進捗管理の評価の評価をいただく必要がございます。

高齢小委員会の委員の皆様と実は介護保険推進市民協議会の皆様は、下段にありますとおり、兼ねていただいてる委員が数多くいらっしゃいますが、介護保険推進市民協議会で審議をしていただきまして、介護保険事業計画ができてございますので、高齢小委員会から、介護保険推進市民協議会に意見をいただくことが望ましいと考えております。

概念図の上部の案でございますが介護保険推進市民協議会に意見聴取、回答いただいたものを高齢小委員会として取りまとめて、評価の評価という形にしていただければと考えており、根拠といたしましては、福祉基本条例施行規則第29条で準用いたします、第25条第3項に基づき関係人の意見聴取を行うことができるという項目がございます。こちらに基づき、今回関係人の意見聴取として、狛江市介護保険推進市民協議会の中村会長をお呼びできればと考えています。

説明は以上となります。

 

(委員長)

介護保険事業計画の進捗状況評価を行うに当たりまして、関係人の意見聴取を行いたいということです。また関係人としては、狛江市介護保険推進市民協議会の会長を呼びたいとのことです。この件に関して意見質問等ございますでしょうか。

 

(質問なし)

 

(委員長)

市民福祉推進委員会の外側に介護保推進市民協議会があり、それを高齢小委員会に連結させることで、総合的な評価にしていきたいということを模索し、このような形としたいとのことだそうです。この件に関して質問はございますでしょうか。

 

(委員)

介護保険推進市民協議会から意見聴取した場合、今後どのような流れで意見が反映されるのか具体的に教えて下さい。

 

(事務局)

本日の高齢小委員会に、意見聴取として介護保険推進市民協議会会長お呼びするということを認めいただきましたら、介護保険推進市民協議会の会長をお呼びいたしまして、介護保険事業計画の部分の評価について会長に伺います。会長からいただいた御意見を高齢小委員会の委員の皆様に共有させていただいて、高齢小委員会として確認いただきながら最終的に市に対する高齢小委員会としての意見という形で提出いただくことを考えております。

 

(委員長)

事務局より説明がございましたが、介護保険事業計画の進捗状況評価を行うにあたり、関係人の意見聴取を行いたいとのことでございます。また、関係人としては、狛江市介護保険推進市民協議会の会長を考えているとのことでございますが、意見・質問等ございますでしょうか。また関係人の意見聴取ついて、異議ございませんでしょうか。

 

(異議なし)

 

(委員長)

異議はないようですので、関係人の意見聴取として狛江市介護保険推進市民協議会の中村会長をお呼びします。では、中村会長、介護保険事業計画について御意見等いただけますでしょうか。

 

(関係人)

介護保険事業計画の評価については、私の一存で決めることは難しいため、次回の介護保険推進市民協議会にて委員より意見を聴取し、審議のうえ、高齢小委員会にて御報告したいと考えますがいかがでしょうか。

 

(委員長)

介護保険推進市民協議会後、回答をいただけるということですね。このことについて、何か意見・質問等ある方はいらっしゃいますか。事務局から補足の説明はありますか。

 

(事務局)

先ほど会長から提案をいただきました、介護保険推進市民協議会における意見聴取の結果について、事務局にてとりまとめ、小委員会の皆様に御報告させていただきます。

 

(委員長)

協議会開催後に意見を事務局で取りまとめていただきまして、報告があるということですので、よろしくお願いいたします。

 

それでは、次の議事に移ります。

議題4 報 告 実施計画の進捗状況の地域共生社会推進会議における評価結果に対する評価についてです。

事務局より説明お願いいたします。

 

(事務局)

資料4-1から御説明をさせていただきます。

施策1-1、社会的に孤立し、孤独を感じている方、複雑化・複合化した課題や制度の狭間の課題を抱えた方、その世帯等を早期に相談支援につなぐ仕組みづくりを推進する政策がございまして、それに対しての重点取組として、福祉のつなぐシート登録システムの民間事業者等への拡大の推進というものを掲げております。

事業(取組)内容としては、福祉のつなぐシート登録システムの活用民間事業者等を拡大し、市内登録事業者数の総数を増やしていくことを考えています。

令和6年度は15事業者以上確保するという目標値を設定していましたが、昨年度、事業者への説明を行い、実績値としては、最終的に17業者を達成したということで、進捗状況評価を「A:進捗している」としています。

「評価」の理由につきましては、目標値を2事業者上回る福祉のつなぐシート登録システムの活用民間事業者等を確保でき、活用民間事業者に実際に想定される事例を紹介したことで、使用していただくことができたためとしております。

このような形で、目標値に対する実績値を定量的、定性的に評価をする形を取っています。

目標値は上回ったけれども、繋がった案件が少なかったというところがありますが、それは課題として挙げております。また、幅広い市内登録事業者に活用ということで、幅広い市内登録事業者に活用いただけるよう、使用感に対するヒアリングを行い、より活用しやすいシステムの構築を検討するということを掲げております。

年度の終了と同時に担当課で目標値に対する評価を行いました。こちらを受けまして47ページ、資料4-2の、先ほどの1-1-1で申し上げますと、活用民間事業者の拡大が「A:進捗している」という評価を記載をしてございます。それに対し、推進会議の中で、その評価が正しいかどうか審議いただいたのが、この(D)-1から(D)-3に当たる部分になります。今の1-1-1の部分については特に助言等も出ておりませんので空欄となっておりますが、例えば3段目、1-1-3、「情報共有を効果的に進めるための新たな相談記録方式を検討」というところで、担当課において「A:進捗している」という評価をしました。こちらについて、推進会議の中の意見として、予算措置を行ったことが進捗している理由になっているが、具体的な検討はこれからのようなので、「B:現状維持」評価が妥当ではないかという意見が出されました。この意見に対しての回答としては、(D)-3でございますけれども、予算措置を行うとともに具体的な研修の実施について調整を行いまして、5月と6月、また10月と11月に研修を行い、今後についても調整を行っているため、「A:進捗している」と評価してございます。

もう1つ御説明いたしますが、1-3-1、「支援検討会議における必要な権利擁護支援の検討を通じた多様な主体への意思決定支援の推進」という部分について、当初、「B:現状維持」評価としておりましたが、推進会議の中で実績値が0であるため、「C:あまり進捗していない」が妥当ではないかという助言をいただきましたので、担当課で進捗状況評価を見直し、「C:あまり進捗していない」に修正しています。また、(D)-1の欄についても、「C:あまり進捗していない」に変更になっているというような形で、推進会議の中で行いました市としての評価を、この(D)-1の欄に記載をさせていただいています。

担当課の評価から推進会議の助言を踏まえた、この評価が妥当かどうか、小委員会の皆様に助言をいただきたいと思います。

言葉で説明しても分かりずらいので、これから改めて送らせていただきますエクセルで紹介をさせてただきます。

担当課のよる評価、それに対する推進会議の評価というところを踏まえまして、Eの欄に、推進会議における評価に対する市民福祉推進委員会等か御覧いただきたいと思ってございます。この評価の評価としては5段階を予定してございまして、1つ目に「推進会議の評価のとおりとする。」これは、推進会議の評価のとおりで意見はない場合です。2つ目に「推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達しているが、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」これは、推進会議の評価のとおりであり、目標数値についても到達しているが、取組に見直しが必要ではないかと意見をいただく場合です。3つ目に「推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達していないが、取組に推進がみられる。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)これは、推進会議の評価のとおりであるが、目標数値については到達していないと判断され、取組に見直しが必要ではないかと意見をいただく場合です。4つ目に「推進会議の評価のとおりとする。(目標数値との乖離が大きく、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)。これは、推進会議の評価のとおりであるが、目標数値との乖離が大きいと判断され、取組に見直しが必要ではないかと意見をいただく場合です。5つ目に「推進会議の評価と異なる評価とする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり)」こちらについては、今までの評価の評価と異なり、そもそも推進会議の評価についても見直しが必要なのではないかとの視点から意見をいただくものとなります。なお、評価の方法については、目標の80%以上の達成を「A:進捗している」評価としてございまして、50%から80%を「B:現状維持」の評価、目標値に対して50%未満のものを「C:あまり進捗していない」評価、全く進捗していないものを「D:全く進捗していない」評価としてございます。「C:あまり進捗していない」と「D:全く進捗していない」の差としては、「C:あまり進捗していない」の方は、動いたけれども実施できなかったもの、「D:全く進捗していない」は全く手をつけられなかったものという差をつけさせていただいています。

こちらの評価の方を確認いただきまして、どの施策に対して、どういう助言だというようにいただければと思っております。

資料4-3の進捗状況評価報告書に、評価の内容と、それぞれの委員会から、施策に対してどのような助言が出されているというのを記載します。

なお、委員会及び小委員会より評価を見直した「推進会議の評価と異なる評価とする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり)」という助言をいただきましても、市の実施計画の評価の見直しはできませんが、いただいた助言を受け、令和7年度の目標値の設定や事業の取組の実施の際に反映する想定をしております。これは狛江市第1次地域共生社会推進基本計画第6章 この計画の推進に向けての99頁の⑤【評価結果の反映】に該当するものとなります。

市の実施計画の評価について、市民福祉推進委員会からの評価結果の報告を受け、次年度の取組に反映するとさせていただいております。これがどういうことかと申し上げますと、先ほどの取組No.1-1-1「福祉のつなぐシート登録システムの活用民間事業者等の拡大」の目標値が15事業者に25事業者とさせていただいておりますが、これが低すぎるのではないかというような助言があれば、担当課で評価の目標値を修正し直す、ということになります。また、取組について見直しや、こういうアプローチをした方がいいのではないかという助言をいただきましたら、今年度の実施計画の策定の際や事業の実施の際に、参考にさせていただければと考えています。

 

(委員長)

ありがとうございました。担当課で評価したものを推進会議で評価し、再検討の必要があるものは1度戻し、再評価した結果として示しているということですね。

これについては本委員会で、この評価結果が妥当であるか審議し、各委員に持ち帰っていただき、5月19日までにエクセルに入力するか、メールに記載して事務局まで連絡して下さい。

ただし、評価によって内容が変わる場合、今回は市の評価の修正はできないので、次回、令和7年度からの実施計画に反映させたいということです。

 

(事務局)

後日、高齢小委員会が所掌の取組No.を抜粋したものを改めて共有メール、エクセルで送らせていただきますので、それを御覧いただければと思います。

 

(委員長)

以前は委員会内で、施策や評価について意見を交わす時間があったかと思いますが、それは別の機会で行うということでよろしいですか。

 

(事務局)

今回、皆様から助言を賜りまして、第2回の高齢小委員会で共有させていただき、今後についての意見を交わしていただければと思っています。

先週末に障がい小委員会で議論させていただいた際に、他の委員の皆様がどんな意見を出しているのかというのを見られるような形にした方がいいという意見が委員の方から出ました。今まで委員会関係のメールはBCCで送らせていただいていましたが、もし異議がなければ、皆様宛にメールアドレスを公開にてメールを送らせていただいて、他の委員にも返信するというような形で返信いただければ、他の委員の皆様がどういう意見を出しているのかというのを、御覧いただけるかと思いますので、それを参考に、意見をいただければと思っております。

5月19日までに期限を設定させていただき、いただいた意見の回答結果を取りまとめ委員の皆様に第2回で報告をさせていただきたいと思っています。

 

(事務局)

進捗結果に関しまして、次年度以降にどうつなげるかが大事になりますが、先ほど紹介させていただいた資料の、進捗状況評価報告書に各委員の皆様の意見を記載し、それらを踏まえ、令和7年、8年、9年度の実施計画を改定する予定です。

今、評価いただいているのは、令和6年度決算の内容についてですが、いただいた意見を次の事業へどう反映するかということは、大事なことだと思います。第3回の委員会でローリング版を皆様に報告させていただく予定ですので、今回はその辺りの視点も踏まえた助言をいただき、より充実した事業展開に繋げたいと考えています。

 

(委員長)

今日は時間も無いのでひとつひとつの事業の評価を行う時間はないと思いますが、意見を出す場でもあるということですね。評価がよくできているか、評価を行うことに関して、意味があるものにすることが大切だと思うため、皆様、協力お願いします。

 

それでは次の議事に移ります。

議題5 狛江市第10期介護保険事業計画等策定業務のスケジュール等についてです。

事務局より説明お願いいたします。

 

(事務局)

57ページ、資料5を御覧下さい。

令和6年3月に策定いたしました第一次地域共生社会推進基本計画でございますが、計画本体としては6年間の計画となってございます。

ただし、法定計画である介護保険事業計画や障がい福祉計画や障がい児福祉計画につきましては、3年間で計画を見直すという形になっているため、今後の計画改定のスケジュールをお示しさせていただくものとなってございます。

本日、第1回で令和6年度の実施計画の内容について報告をさせていただいておりますが、委員の皆様から意見をいただいて、介護保険推進市民協議会でも確認いただきまとめたものを、6月19日の第2回に報告をさせていただきます。

同時並行で現在委託業者の契約に向けた手続きを進めさせていただいておりまして、6月16日に委託業者のプロポーザルの選定審査会を予定してございます。

業者が決定しましたら、第3回の高齢小委員会に報告をさせていただく予定としてございます。なお、第3回の高齢小委員会につきましては、医療と介護の連携推進小委員会との合同開催を考えてございます。第3回の議題につきましては、令和7年度の実施計画について、市民意識調査を年内に行う予定のため、そちらの設問項目等について、審議を賜ればと考えております。また、同時に介護保険推進市民協議会でも、設問項目等について審議いただきまして、そちらを反映させて年内に回答を取りまとめたいと思っております。

第4回、2月10日には、単純集計の結果を皆様に共有させていただければと思っておりまして、単純集計結果をもとにクロス集計について議論できればと考えております。

来年度、第1回にクロス集計の結果等を報告させていただきまして、計画をどう改定していくかというのを審議いただければと思っている次第でございます。

なお、見直す計画は介護保険事業計画であり、状況によって、高齢者保健福祉計画を見直さないという判断もあろうかと思いますけれども、まずは、市民意識調査結果等と、国の動向等も踏まえて、どこをどのように見直すか見直さないかを、今後審議いただければと思っております。

審議結果を踏まえまして、令和8年度末に第10期介護保険事業計画の策定の際に必要に応じて高齢者保健福祉計画の施策についても見直しを行いたいと思っております。

策定させていだきたいと思っております。

 

(委員長)

狛江市第10期介護保険事業計画等策定務のスケジュール等について、質問はありますか。

 

(特になし)

 

(委員長)

市民意識調査を行うことが決定されていますが、これは経年比較するというようなことかと思いますが、主観的な気持ちを聞く意識調査だけでなく、客観的な状態を把握するための実態調査はされていますか。意識調査と書かれていても、実際は客観的調査に近い調査を行っているという認識で間違いないでしょうか。

 

(事務局)

在宅介護実態調査ですと要介護1以上で居宅での方、日常生活圏域ニーズ調査ですと65歳以上の介護保険の要介護認定者を除く方、総合事業の対象者等になりますが、市民意識調査として16歳以上の市民を対象とした全般的な調査を行う予定でございまして、1号被保険者、2号被保険者問わず意識調査ができればというふうには思っております。

介護保険事業計画に関する調査としては、在宅介護実態調査として要介護1以上で居宅で暮らしている方及び介助者を対象に、日常生活圏域ニーズ調査では65歳以上の市民で要介護認定を除く方、総合事業対象者及び要支援者を対象に調査を行うほか、市民一般調査として16歳以上の全市民を対象として調査を行う予定としております。これらによって1号被保険者、2号被保険者問わず調査を行います。調査の中身は意識調査以外にも客観的な調査も行います。

 

(委員長)

いくつかの調査が行われているのですね。議題の狛江市第10期介護保険事業計画等策定業務のスケジュール等についての中には、高齢者保健福祉計画の変更についても含まれているということでよろしいですか。

 

(事務局)

基本的には法定で変更しないといけない介護保険事業計画を中核として、見直します。高齢者保健福祉計画については、必要に応じて見直す対象となってございます。

 

(委員長)

他特に質問が無ければ、次の議題に移ります。

 

議題6 その他についてです。

事務局より説明お願いいたします。

 

(事務局)

58ページ目を御覧いただければと思います。先ほど資料5でも説明をさせていただきましたとおり、6月19日の第2回高齢小委員会では、実施計画における令和6年度の評価結果に対する評価の確定について、高齢小委員会として意見を取りまとめたものを報告させていただきます。

第3回については、各小委員会、市民福祉推進委員会にて取りまとめた6年度の報告書についての報告、令和7年度の実施計画ついての報告、また、市民意識調査項目の審議になります。

第4回が単純集計結果の報告とクロス集計案について審議をいただければと思ってございます。

続いて、資料7、59ページ目を御覧いただければと思います。

非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の改正が昨年度末に行われまして、今年度、非常勤の特別職の報酬単価が変わりました。今まで旧報酬額が委員長は12,300円、委員は9,200円でしたが、改正を受けまして、今年度からは12,600円と9,400円に変更となりました。厳密に言いますと、源泉徴収もされますので、この金額とはなりませんが、承知おきいただければと思います。

また、非常勤の特別職の報酬単価の支給方法につきまして、今まで委員会開催月の翌月の15日に報酬の支払いをしておりましたが、翌月の21日に支給ということに変更とさせていただきますので、承知おきいただければと思います。

 

説明は以上となります。

 

 

(委員長)

以上となりますので本日の議題はすべて終了をいたしました。

委員の皆様から何か御意見はありますか。

 

(特になし)

 

(委員長)

それでは本日これにて閉会といたします。

ありがとうございました。

(了)