1 日時 平成25年9月18日(水曜日) 午後5時30分~8時
2 場所 504会議室
3 出席者

委員長 森安彦、副委員長 菅原昭英
委員  新井勝紘、冨永春芳、長沢利明
事務局 宇佐美哲也、清水聡(市史編さん室)

4 欠席者  谷ヶ城秀吉
5 議題 1.「新狛江市史資料編 近現代1」について
2.「市史研究」第1号について
3.諸調査について
4.その他
6 提出資料 1.資料編近現代1の構成(案)・資料編近現代1掲載予定史料一覧         
2.狛江市史研究(案)
7 会議の結果
  •  委員長が議長を務め、議事を進行。議長、開会を宣言。

 

議題1 「新狛江市史資料編 近現代1」について:資料1

  • 事務局から、「資料編 近現代1」の構成、掲載予定の史料等について説明。前回の編集専門委員会の議論に基づき、掲載するのは、近現代の地誌類、御用留などを中心に、約40点ほどを予定しており、翻刻したものを第1回の編集専門委員会で決定した体裁に整えると、約800ページ前後になること、また掲載にあたっては所蔵者の許可を得る必要がある史料が含まれていることを説明した。
  • 委員からは、章・節だては特段の問題はないものの、節ごとの史料の掲載順については、その内容にもよるが編年順に統一すべきとの意見が出された。
  • さらに、委員からは、皇国地誌草稿等、内容が重複するものや後年の写し等については、すべてを重複して掲載しなくてもいいのではといった意見が出され、内容が重複している史料の掲載に関しては、再度、近現代分野の編集委員を中心に検討することになった。
  • 委員から、「狛江市史料集」第一が、すでに品切れになっていることから、村明細帳や地誌類など、基本的な史料は再度掲載する方が良いとの意見が出され、他の刊行物で確認できる史料を除いて、採録する方針となった。なお、事務局からは、その中で、近世の地誌類については、近世の1巻目に載せることにしたいと説明し、近世分野の担当で検討することになった。
  • 委員長から、刊行物には、国際標準図書番号(ISBN)を入れておいた方が良いとの意見が出され、市史関連の資料編については、ISBNを入れることとなった。
  • また、史料の解説を、章・節ごとに掲載するのではなく、解題を最初に載せるようにすべきとの意見が出され、編集専門委員会としては、解説は市史本編に書くので、資料編には必要最低限の解題を付すのみとし、できるだけ史料を数多く載せていくこととなった。
  • 委員長から、刊行はいつ頃かとの質問が出され、事務局から年度明けに契約をして、平成26年9月頃には刊行したいと説明した。
  • また、個人情報や差別表現などについては、必要な解題を付したうえで、なるべく原文のとおりに掲載するが、中身を精査する必要があり、今後、編集の段階で十分に配慮することとなった。

 

議題2 「市史研究」第1号について:資料2

  • 事務局から、「市史研究」については、平成25年度から毎年度末に合計9冊刊行する予定であり、第1号には、昨年度開催した新井委員と森委員長の講演録を収録するほか、中島惠子編さん委員による民俗の聞書きを掲載したい旨、説明した。さらにコラムや専門分野ごとの活動の記録、市史編さん備忘録を載せて全体で、合計120~130ページほどになることを説明した。
  • 委員から、民俗調査の聞き取り成果をコラムとして掲載したいとの意見があり、事務局からは、専門分野ごとに編集専門委員の監修のもとで、コラム等を執筆していただきたい旨を説明した。委員長からは、古文書の紹介なども見開き程度で掲載したいとの意見が出された。
  • 事務局からは、「市史研究」の刊行物としての名称について、市民が親しみやすいものを検討し、年内くらいを目途に決定したい旨の説明をした。
  • 委員からは、原稿の提出期限について質問があり、事務局からどのくらいのページ数になるのかは12月上旬に、原稿は年内には受け取りたい旨を回答した。
  • 印刷部数と頒布価格について質問があり、事務局から600部ほどの印刷で、値段は部数割になるのではっきりとはいえないが、おそらく500円前後になると考えられるのではないかと回答し、各委員から承認が得られた。なお、資料編の印刷部数についても質問が出され、事務局から500部の印刷ではどうかと提案したところ、全会一致で承認が得られた。

 

議題3 諸調査について

  • 近世については、委員長から資料編近世の1巻に掲載する予定の史料の選別を行っており、さらにページ数をある程度確定した後に筆耕作業をしていく予定であるという旨の説明があった。
  • 近現代については、委員から、資料編近現代の2巻以降の編集方針について、専門調査員、調査員との打合せを行い、2巻を明治初期~日露戦争頃、3巻を明治後期~昭和初期、4巻を戦前・戦中・戦後、5巻を現代と編年順に編集していきたいという旨の説明があった。

 

議題4 その他

  • 情報交換

 

  • 議長、閉会を宣言。

狛江市市史編集専門委員会委員 名簿

肩書 選任の区分 氏名
  委員長 学識経験者 森 安彦
  副委員長 学識経験者 菅原 昭英
  委員 学識経験者 新井 勝紘
  委員 文化財専門委員 冨永 春芳
  委員 学識経験者 長沢 利明
  委員 学識経験者 谷ヶ城 秀吉