狛江市都市計画審議会(令和7年3月19日)
1 日時 |
令和7年3月19日(水曜日)午後2時00分~2時25分 |
2 場所 |
狛江市役所 4階 特別会議室 |
3 出席者 |
委員: 臨時委員: 幹事: |
4 欠席者 |
二井 昭佳、末 琳太郎、土橋 和美、華頂 宏基 |
5 議題 |
調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(案)について(諮問) |
6 提出資料 |
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7 会議の結果 事務局: 定刻でございますので、ただ今から令和6年度第4回狛江市都市計画審議会を始めさせていただきます。 本日は御多忙の中、御出席を賜り、誠にありがとうございます。始めに、市長の松原から開会の御挨拶申し上げます。 市 長: 皆様こんにちは。市長の松原でございます。 本日は、令和6年度第4回狛江市都市計画審議会にお集まりいただきましてありがとうございます。 また日頃から狛江市のまちづくりに御尽力、御協力いただきまして誠にありがとうございます。 本日の狛江市都市計画審議会の諮問事項は、調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(案)についてでございます。 変更内容は、調布市のハ号棟の変更に係るものとなります。 よろしく御審議の上、答申をいただきますようお願い申し上げます。 なお、狛江市の多摩川住宅地区の状況としましては、皆様方の御尽力のおかげで、本年1月にニ号棟が無事着工をいたしております。 周辺環境を活かし、多様な世代の定住を図れる、にぎわいある団地再生が実現できることを望んでおります。 今後も、魅力ある多摩川住宅の再生に向けて、調布市とも情報共有しながら、引き続き、支援をしてまいります。 それでは、本日もよろしくお願いいたします。 事務局: それでは、本日の諮問案件につきまして、市長より諮問書をお渡しさせていただきます。大変恐縮ですが、町田会長、御起立をお願いいたします。 (市長より諮問書を会長へお渡しいただく) 事務局: 誠に申し訳ありませんが、ここで市長は公務により途中退席させていただきます。 (市長退席) 事務局: これより議事進行を町田会長にお願いいたします。 会 長: 狛江市都市計画審議会の会長の町田です。本日の議事を進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、令和6年度第4回狛江市都市計画審議会を開催させていただきます。 本日は、招集委員15名全員のうち11名が出席されております。狛江市都市計画審議会条例第7条第2項の規定に基づき、過半数以上の出席ということで本会議は成立いたします。 次に、会議録の署名者を選出いたします。狛江市都市計画審議会運営規則第13条第3項の規定により、議長と議長が指名する委員が署名することになっておりますが、本日、三角委員にお願いいたします。 委 員: かしこまりました。 会 長: 会議の公開について事務局から説明をお願いします。 事務局: 本日の審議会に先立ちまして、広報及びホームページで告知を行いました。本日13時30分より受付を開始いたしまして、1名の方が傍聴を希望しております。なお、報道関係等からの傍聴希望等についてはなかったことを報告いたします。 会 長: それでは、傍聴人に入室いただきます。 (傍聴人着席) 会 長: それでは、初めに資料の案内をさせていただきます。事務局より説明をお願いします。 事務局: では、本日の資料について、説明いたします。 事前配布資料は、 ・開催通知(A4・1枚) 当日配布資料は、 ・次第及び配布資料一覧(A4・1枚) ・資料1 都市計画の案の理由書(A4・1枚) ・資料2 計画書(A4・7枚) ・資料3 計画図(A3・6枚) ・資料4 調布都市計画地区計画多摩住宅地区地区計画の変更(案)について(スライド資料)(A4・15枚) ・狛江市都市計画審議会委員・臨時委員名簿(A4・1枚) 以上となります。 御質問等ある場合は、挙手をしていただきますようお願いいたします。こちらでマイクをお持ちいたします。それでは、町田会長お願いいたします。 会 長: それでは、議題の調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(案)について、諮問案件でございます。事務局から説明をお願いします。 事務局: それでは、調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(案)について御説明いたします。 今回の変更対象は、狛江市域ではなく、調布市域のハ号棟の変更内容となりますが、多摩川住宅の地区計画の区域は、多摩川住宅全域が対象となっているため、調布市と狛江市で併せて地区計画の変更を行う形となります。 本議題につきましては、昨年8月と本年1月の本審議会において御報告させていただきました。 その後、2月4日開催の調布市都市計画審議会において諮問され、原案通り了承されましたので、調布市で了承された内容につきまして、本審議会に諮問させていただきます。 前方のスクリーンの内容は、お手元の資料3と同じものとなっておりますので、適宜御覧いただければと存じます。 まず、地区計画変更の概要につきまして御説明させていだきます。 変更概要につきましては、令和7年1月10日開催の第3回狛江市都市計画審議会にて御報告いたしました内容と変更はございませんが、改めて御説明いたします。 多摩川住宅地区は、調布市染地三丁目並びに狛江市にまたがっており、面積は約48.9haとなります。今回の変更対象区域は、赤塗りでお示ししている多摩川住宅ハ号棟の街区部分になります。 変更内容は、①地区公園(調7号)、地区広場(調8号)、ポケット広場(調3号)の位置・形状を変更、②コミュニティ街路沿いの5号壁面の位置の制限(地区施設境界線から2m以上後退)を削除、③コミュニティ街路を4mから8mに拡幅となっております。 地区計画の変更理由について御説明いたします。 ハ号棟街区は、地区計画の土地利用の方針の中で、「定住性の高い良質な中高層住宅地の形成を図る地区とし、緑豊かで良好な住環境の形成及び防災性の向上を図るため、開放性のある広場等を適正に配置する地区」としていることから、地区施設の配置を見直しを行います。 また、地区施設の「コミュニティ街路」については、回遊性の高い歩行者ネットワークの形成及び災害時における多方向への避難経路の確保を目的として整備することを位置づけています。 そして、「多摩川住宅地区 空間形成の基本方針」を基本としつつ、街区内の賑わい、回遊性及び防災性の機能向上を図ることを目的とした地区施設の見直しを行うため、今回地区施設の位置・形状の変更とコミュニティ街路の拡幅を行います。 まず、①地区施設の変更について御説明いたします。 空間形成の基本方針を踏まえ、街区内の賑わい、回遊性及び防災性の機能向上を図ることを目的とした地区施設の見直しを行います。 図を御覧ください。地区公園(調7号)は、南側に隣接する幼稚園との連携が可能となるよう、幼稚園側に近づける配置とします。 地区広場(調8号)、ポケット広場(調3号)は、にぎわい軸周辺に面する広大な広場とし、防災機能の向上や生活拠点地区の地区広場(調4号)との賑わいの連携・強化を図るため、位置・形状の変更を行います。 また、地区公園・地区広場・ポケット広場の変更に併せて、コミュニティ街路の線形を一部変更いたします。 次に、②壁面の位置の制限の見直し及び③コミュニティ街路について御説明いたします。 回遊性及び防災性の機能を向上するため、制限の見直しと、地区施設の変更を行います。 図を御覧ください。まず、コミュニティ街路沿いの5号壁面の位置の制限を全て削除いたします。 そして、コミュニティ街路を4mから8mに拡幅することで、もともと計画されていた空間を担保します。 また、コミュニティ街路の拡幅に伴い、地区施設が重ならないように、紫の文字で記載しております広場・公園等の形状を変更いたします。 なお、位置・形状の変更によって、紫の文字で記載しております広場・公園等の地区施設の面積に変更は生じません。 地区計画変更の概要につきましては以上となります。 続いて、都市計画法第16条に基づく原案説明会の実施及び原案の縦覧・意見書受付の結果概要について、御報告いたします。 原案説明会に開催にあたっては、8月の都市計画審議会における皆様からの御意見を踏まえ、事前に調布市に住棟配置図及びパースを提示することを要望し、調布市と調整の上、説明会では、住棟配置図及びイメージパースを提示しました。 原案説明会は、11月1日(金)は38人、11月2日(土)は55人の参加がありました。 また多摩川住宅地区地区計画の変更に関する原案について、11月1日(金)から11月14日(木)まで都市計画法第16条に基づき都市計画原案の縦覧を行い、11月1日(金)から11月21日(木)まで意見書の提出期間を設けました。 調布市と同日程で行い、意見書の提出は0通でした。 こちらが原案説明会で提示した配置図となります。 こちらが原案説明会で提示したイメージパースとなります。 続いて、都市計画法17条に基づく公告・縦覧について、御報告いたします。 多摩川住宅地区地区計画の変更に関する案について,令和7年1月6日(月)から1月20日(月)まで都市計画法第17条に基づき都市計画案の縦覧、意見書の受付期間を設けました。 調布市と同日程で行い、両市合わせて都市計画の案の縦覧者は0人、意見書の提出も0通でした。 最後に、地区計画の案についてです。 本日は既存の地区計画から変更がある箇所のみ御説明いたします。 地区計画の目標ですが、こちらは、調布市、狛江市ともに都市計画マスタープランの改定があったため、赤字の箇所を現在の都市計画マスタープランの文言に修正しております。 目標の方向自体に変更はございません。 18~26ページについては変更がないため、説明を割愛いたします。 地区施設の変更内容、配置及び規模について御説明いたします。 今回、変更する地区施設のうち、地区公園3箇所、地区広場4箇所、ポケット広場4箇所につきましては位置・形状の変更のみで、面積は変更ございません。 赤字のコミュニティ街路につきましては、幅員を4mから8mに拡幅し、この拡幅に伴い面積が増えております。 地区施設の配置と規模を、計画図2でお示ししております。 ハ号棟街区の中心を斜めに通っているコミュニティ街路調7号を拡幅し、地区施設が重ならないように、コミュニティ街路の両側に接している広場・公園等の位置・形状を変更しております。 計画図3の壁面後退につきましては、ハ号棟街区の中心を斜めに通っているコミュニティ街路両側に設定していた5号壁面を全て削除しております。 なお、コミュニティ街路の幅員は、8mに拡幅することで、もともと計画されていた空間を担保しております。 最後に、地区計画の変更に関するスケジュールについて御説明いたします。 8月の都市計画審議会で御報告後、11月に16条の原案の公告・縦覧と原案説明会を実施しました。 その後、1月に都市計画審議会で原案の報告と、17条の告示・縦覧を行いまして、本日の都市計画審議会に諮問させていただいております。 御審議いただき、可決いただけましたら、令和7年4月頃に都市計画変更の決定告示を予定しております。 御説明は以上となります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 会 長: 本件につきまして、御意見・御質問があればお聞きします。 委 員: 先日、完成したホ号棟を見学する機会があったのですが、中に入るとエントランスがホテルのロビーのような仕上がりで、またテレワークができる部屋もある等、素晴らしいものができていくことを実感しました。 多摩川住宅は多摩川べりに建つ魅力的なマンションです。新たな多摩川住宅の誕生を期待しています。 会 長: 私からも確認させて下さい。今回、5号壁面の制限の変更に伴い、条例改正はありますか。 事務局: 今回の変更に伴う条例改正はありません。5号壁面の制限は、ハ号棟だけでなく、ホ号棟、ニ号棟にも入っており、今回の一部削除後も、条例の記述は残ります。また5号壁面の位置については、計画図に表示する位置とまでしか記述がされていないため、今回、条例改正には該当しません。 会 長: 分かりました。他に如何でしょうか。 それでは、他に御意見、御質問等ないようですので、本議題につきまして採決をいたします。 調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(案)について、御異議ない方は挙手をお願いいたします。 (挙手) 全員の挙手により、狛江市都市計画審議会条例第7条第3項の規定に基づき、本件については御異議ないものと認め、可決といたします。 ありがとうございました。 本日の議題は1件でございます。この際、委員の皆さんから御発言等ございましたらお伺いしますが、よろしいでしょうか。 特に御発言がないようですので、本日の狛江市都市計画審議会は以上で終了いたします。 |
狛江市都市計画審議会委員・臨時委員名簿
肩書 | 選任の区分 | 氏名 |
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会長 | 学識経験者 | 町田 修二 |
職務代理 | 学識経験者 | 遠藤 正宏 |
委員 | 学識経験者 | 大矢根 淳 |
委員 | 学識経験者 | 二井 昭佳 |
委員 | 市議会委員 | 三宅 まこと |
委員 | 市議会委員 | 山田 みちこ |
委員 | 市議会委員 | 三角 たけひさ |
委員 | 市議会委員 | 岡村 しん |
委員 | 市議会委員 | 佐々木 貴史 |
委員 | 東京都多摩建築指導事務所長 | 茂木 竜一 |
委員 | 狛江市の住民 | 末 琳太郎 |
委員 | 狛江市の住民 | 土橋 和美 |
委員 | 狛江市の住民 | 華頂 宏基 |
臨時委員 | 調布警察署長 | 宮坂 信孝 |
臨時委員 | 狛江消防署長 | 尾嵜 純 |
臨時委員 | マインズ農業協同組合理事 | 松坂 進 |
臨時委員 | 狛江市農業委員会会長 | 小川 保 |